2016年01月19日

外壁磁器タイルを真っ白に塗装

震災の前年2011年に初めて当店に来た寺沢君と
冬季限定で一緒に仕事をするようになってもう5年過ぎました。
そしてその後,S班(曽根班)とT班(寺沢班)に分かれて
二つの現場を同時にすすめるようになって2年目に突入。

新体制です。

私的には昨年から見積書の作成数が3倍以上になり,
時間的な余裕がさらに無くなっております。 ((φ(..;)

よって,見積や打ち合わせでお伺いした先で
「ぜんぜん更新しないので身体壊したのかと思いました」
と言われることが何度かありました。(すこぶる元気ですが)

と,斯様に,あまりにもブログやHPを放置しておくと
入院中?とか,潰れた?とか,良からぬ憶測を呼びかねないので
職長(寺沢君)と相談の結果,
順次T班の現場リポートをブログに載せていくことにして,
今回はその第一弾であります。(2014年12月完工のお宅です)

・・・・・・・ここまで[曽根塗装店 店主 曽根匡史 記]・・・・・・・

---------------------------------------------------

初めまして曽根塗装店の寺沢です。

寺沢?そんな社員曽根塗装店にいたかな〜?
と思われた方も多いのではないかと思います。
結構前から曽根塗装店で仕事をしているのですが、
あまり表に出たがらない性格から
曽根さんにお願いしてあえて存在を伏せてもらっており、
秘密メンバーでした((笑))

私の詳細は曽根塗装店HP内で自己紹介させていただいておりますので
お時間の許す方は(とても長い内容となっておりますが)
是非ご一読願いたいと思います。↓

塗装職人斯く語りき「寺沢信哉のページ」

2014年後期も例年の通り11月から
曽根塗装店で働かせていただいております。
後期の仕事初めは西東京市のお客様です。

F邸 施工前

外壁にアクセントとして使用されている煉瓦風磁器タイル約30m2
(※外壁面積の約1/5)をお客様がご自身で足場に登り
真っ白に塗装するDIY工事、並行してそのほかの外壁や塗装部位は
曽根塗装店が施工する形となりました。
  
私の現場経験上でも磁器タイルの塗装は
マンション等の大型集合住宅などで
磁器タイルおよび目地モルタル保護と汚れ付着防止の目的から
クリヤー塗装を施工する経験はあったのですが
色をつけて塗装するのは今回が初めての経験となりました。
  
通常の外壁塗装とは違い、磁器タイルへの塗装には
いろいろなハードルがあります。

まず一般に使われる建築塗料が密着しないという大きな問題がありました。
塗料メーカーに問い合わせそのような条件を満たすプライマーを探し
屋根瓦を塗装する際に使用するプライマーが
磁器タイルにも接着することがわかりました
屋根瓦を塗装する事例があることにも驚いたのですが
このようにしてなんとかプライマーの確保はできました。
  
次にタイル目地に使われている目地モルタルの
巣穴やジャンカ(小さな穴、凹凸)等が
白色一色で塗装した場合目立ってしまうのではないか?という懸念
またはそういう不均等さが「味」になるのか?難しい判断でした。

結論として、目地モルタルの保護とそのあとに塗装する
中・上塗りの作業性向上も期待できることから
通常の微弾性フィラーよりも密着性に優れている
エポキシ樹脂微弾性フィラーを塗装することとなりました。

粘度の低い屋根瓦用プライマーとは異なり非常に粘度の高いフィラーを
平刷毛でタイルの凹部目地内すべてに塗装するのは
とても根気のいる作業です。
そのあとに仕上げ用3分艶白色シリコン塗料を中・上塗りと2回塗り
プライマーから合計で4回の塗装でした。

施主様が外壁塗装未経験にもかかわらず足場に登り
そのような大変な作業をやり遂げた集中力、根気、目的達成力には
ただただ頭が下がります、本当にお疲れ様でした!!

---------------------------------------------------

 当方工事の特に留意をした点は、
現状の外壁塗装に石目調吹付塗装が施工されていたことでした。

磁器タイルほどではありませんが、この石目調吹付塗装も
一般的に塗替えで使用されているシーラーでは密着しません。
ましてシーラーよりも密着性に劣る微弾性フィラーなどでは
密着せずめくれて剥がれる塗装欠陥が発生しますから
こちらも一般外壁用ではないシーラーを使用し剥離予防対策を行いました。

石目調仕上げは石のよう?に見せるため表面はザラザラしていて
塗装仕上げの中でも非常に意匠性の高い仕上げでなのですが
汚れが凹凸に溜まり、そこに藻が付きやすくなります。

石目の無数にある凹みの奥をよ〜く見ると
緑色の藻がしっかりくっついていて
高圧洗浄では通常の1,5倍位の時間をかけ念入りに藻を落としました。

F邸 外壁高圧洗浄中

朝から洗浄を初めたのに・・今日終わらないかも・・・汗
などと不安になりながらも暗くなりかけた夕方になんとか終了しました。
せっかくの専用シーラーも藻の上に塗ったのでは台無しですから。
  
磁器タイルを含め外壁をすべて真白で仕上げる今回の色彩プランで
いったいどのような仕上りになるものか想像がつかなかったのですが
足場を外してみると艶を落とした白一色に統一された中で
サッシやバルコニー手すりの黒色が映える素晴らしい配色でした。
(マウスポインタを乗せると施工前の写真に変わります)

F邸 外壁塗装施工前後

お客様がデザインに携わる仕事をされている方で
レベルの高い配色センスを勉強させていただくことが出来
今後の色彩提案にぜひ活用させていただきます。

この度は曽根塗装店に工事ご依頼いただき誠にありがとうございました。

[曽根塗装店 職長 寺沢信哉 記]

この記事に拍手する     

2016年01月04日

2016年が始まりました。

年が明けて数時間後,いつものように家族で近所の神社へ。

2016年1月1日5時8分撮影
         (2016年1月1日5時8分撮影)

運勢は「小吉」。

 晴れ渡る 月の光に うれしくも 行く手の道の さやかなりけり

だそうです。

クリスマス前に最後の現場を終えてからは ほぼずっと
車も洗わず事務所もグチャグチャのまま 見積書を作ってます。

8通あった見積書があと3通になりました。
でも,向こう1週間で 3通増えます。

そんな調子なので,
2015年はたった1つしか記事を書きませんでした。

それでも,今年は少なくとも6回は更新したいな,と思っています。
ネタはものすごくたくさんあるので。

本年もよろしくお願い申し上げます。

この記事に拍手する     
<店主> at 02:18コメント(0) 
雑記 

2015年01月07日

微弾性フィラーエポCT

諸事情重なった結果,久しく滞っていた見積書作成が
結局年を越してしまいまして時間の余裕が無いのですが
今回のネタは「新製品情報」ですから,
とりあえず,新年1回目として投稿いたします。

---------------------------------------------------

エッフェル塔の測色をしていただいた,
「シャープ化学工業」の三田さんは経歴がストレートじゃない分,
ただの営業マンではないので
シーリング材に関してわからないことがあると
あれこれ教えていただいております。
(私が知らないうちに部長になっててびっくり)

で,三田さんから「こういう製品を作ったら需要がありますか?」とか
逆に,私から「こういう製品を作ってくれませんか?」みたいな話もします。

調べてみると2007年から始まったそのようなお付き合いの中で,
私が数年前からずっとリクエストし続けていたものがこれです。
やっと実現しました。(去年の夏くらいに)
  ↓



---------------------------------------------------

以下,一般の方のために書き足しておきます。

横張りサイディングの場合は左右の継ぎ目は「目地」が設けられており,
シーリング(コーキング)して納めてあるのに対し,
上下は少し重なっているのでシーリングしないのが普通です。

でも,重なり目のところに隙間が開いていることがよくあって,
塗り替え工事の際,薄い色で塗装するとこれが結構目立つことがあり,
塗装屋によっては埋めてから塗装するわけであります。

埋める習慣が無い業者もいれば予算上埋められない業者もいて
世の中いろいろです。

    ※「この隙間は通気のために残しておかなければならないのでは?」
       と思っている方は この記事 を読んでください。



横浜市の戸建住宅の平均的サイズ,延べ床面積100m2だとすると,
単純な四角い総2階の建物の場合で外壁の外周はおおよそ28m。

2階建ての外壁面の高さ,だいたい5.4mに対して
サイディングボードの短辺は45cmくらいなので
上下方向に12枚くらいのボードが張ってあります。
とすると,上下の継ぎ目は11本くらい。

ということで,外周28mに対して11本=308m,
でも外壁面積のだいたい3割が窓なので,3割引きとしても
200mくらいは上下の継ぎ目があることになります。

露骨に隙間が目立つところが多い建物もあれば
ほとんど隙間が目立たない建物もあり,かなり差があるのですが,
その違いはおそらく,関わった職人の気遣いの差だと思います。

---------------------------------------------------

この隙間の巾は最大でも2ミリ程度なので,
縦目地に使用するシーリング材を使用するほどの隙間ではないです。

手近なところで,内装用の「ボンドコーク」の類いを使用すると
「肌」が滑らか過ぎて仕上がりに違和感が生じる可能性があります。

よって,当店では,以前から存在している
外装用のチューブ入り製品を使用してきました。

狭くて入り組んだところで使用する場合や
ごく少量しか必要でない場合なら
チューブ入りのほうがコンパクトですし,
ガンが必要でないため,手軽で便利です。

しかし,100mを超えるようなボリュームになると
チューブではなくてカートリッジに入っている方が
作業がスムーズで断然ラクですから,
「埋める派」の人にはおすすめの一品であります。

この商品がいくら売れても私には1円も入りませんが
あまりにも売れないと廃番になってしまい
私が不便なので(笑)同業者の皆様,よろしくです。
この記事に拍手する     
店主
曽根匡史 1961年 A型

HPはこちらです

外壁塗装【曽根塗装店】神奈川県横浜市

塗装工事のビデオ

YouTube:曽根塗装店チャンネル
訪問者数

    ランキング
    下のバナーをクリックすると,
    同業ブログ一覧ページに飛ぶ
    と同時に,その一覧での
    曽根塗装店ブログのランキングの
    上昇に寄与します。
    たまに見るランキングの順位が
    上がってくると,人情として,
    更新のモチベーションも上がる
    ので,「まだかまだか」と
    新たな記事を鶴首されている方は
    是非,下のバナーをクリック
    しましょう (笑)

    にほんブログ村 住まいブログ 塗装・ペンキへ



    blogram投票ボタン


     ★ コメントについて ★
      
    ご訪問ありがとうございます
     m(_ _)m
      
    当該記事の内容,あるいは
    曽根塗装店に対しての
    ご感想や興味深いコメントは
    歓迎いたします。
      
    コメントは店主の確認後に
    公開状態になります。
      
    コメントの内容によっては
    公開しないこともあります。
      
    実名でのコメントは,
    原則として匿名化します。
      
    知り合いからのコメントは
    公開する必然性がある
    と思える場合を除き
    原則として公開しません。
      
    気軽に一言入れたい場合は
    拍手ボタンからどうぞ。
      
    但し,システム上,
    拍手ボタンからのコメントは
    どの記事のボタンによって
    送られたコメントなのか
    こちらでは認識出来ません。
    そのため,拍手ボタンから
    コメントいただいた場合,
    何に対してのものなのか
    意味不明なことがあります。
    特定記事に対するコメントは
    「拍手ボタン」ではなく,
    その下の「コメント」から
    お願いいたします。
      
    逐一レスを返すことは
    できませんけれども,
    必ず読んでいます。

    ご相談やご質問がある方は
    本体の 曽根塗装店HP を
    ご確認いただいた上で,
    アンケートフォーム から
    お願いいたします。


    月別アーカイブ


    「YouTube」で公開中の
    動画を一部ご紹介いたします

    YouTube:曽根塗装店チャンネル




     ※ チャンネル登録 すると
     新作ビデオ公開と同時に
     YouTubeのシステムから
     お知らせメールが届きます



    amazon
     
    Amazonアソシエイト・プログラムについて
    当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。






    曽根塗装店 ドット オルグ(外壁塗装の職人のブログ)          ※HPは→ 外壁塗装【曽根塗装店】横浜市