2009年04月06日
【13】一部下塗,養生
4日(土),相方は休み。
タイル風ではありますが,割石風の凹凸があって,色も石っぽい色です。
これを今回,オレンジ系の明るめの色で塗装することになっています。
このサイディングにその色が合うのか?ということの確認,
加えて,三重県の塗装店「滝川塗装」の滝川さんから教えていただいた
『グラデーションで高級感を』の方法を試してみるべく
玄関の脇の壁で試験塗りすることにしました。
きっちり2色で塗り分けるタイル調サイディングの2色塗りとは違って
最後の1色はとてもカンタンなんだそうです。
ただ,色決めがかなり難しいということなので,
月曜日にロッキーさんに見ていただこうと思っています。
そのため,玄関周辺の養生を終えて,下塗塗料の段取り。
「主剤」と「硬化剤」を「15:1」で混合して塗付する2液形塗料です。
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この1面を塗り終えた後,2階の養生の続きを行いました。
ところが,7時頃からのような予報があった雨が早まって
4時過ぎに降りだし,やむなく,撤収。
2009年04月05日
【12】下地補修,養生
3日(金),当店の社名入りシートを掛けさせていただきました。
旧シートでの宣伝効果がゼロだったので,気分的な意味合いが強く,
シンプルに,店名とHPURLのみ,電話番号はナシです。
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私は「クイックメンダー」を持って,あちこちの補修をしました。
もともとヒビが入っていたのか,
高圧洗浄時に欠けて吹っ飛んだカラーベストの接着。
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サイディングのひび割れ(ここのほか数ヶ所),V字に掘ってから補修。
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それから,鼻隠板はよく見ると
釘からヒビが入っているところが多数あり,
釘穴の凹みとひびに沿ってちょっと欠損しているところの補修。
(この手の部材は,下穴無しで釘打つと割れやすいようです)
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前日に「シープラ」塗ったベランダの笠木の付け根です。
シリコンのコーキングが切れてます。
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相方はまだ残っていた錆止め塗り。
換気扇フードも塗る前にサンドペーパーでがしがしこすってあります。
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オーニングテントの金具のベースプレートは
厚さが5ミリほどもある分厚い鉄板です。
ケレンしたら,塗膜がしっかり密着してないことがわかりました。
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そのような作業の後,2名で養生に入りました。
「養生って何?」という方のために一応書いておきますと,
ビニールやテープで塗らない部分をカバーする作業です。
「マスキング」ともいいます。
緑色のビニールは厚手のノンスリップタイプで
その上にさらに布シートを貼り付けてあります。
なんで二重にするのか?ロッキーさんからご質問がありました。
ただビニール貼っただけだと,厚手でもちょっと破れる場合がある。
わりと頻繁に歩いたり脚立を立てたりするわけですから。
また,塗料が垂れたときにビニールだと吸い込まず,
靴裏に付いた塗料が玄関内の床を汚す可能性がある。
でも,布シートだけだと,ぼたっと塗料が垂れた場合,
下のタイルまで通ってしまうかもしれない。
つや消しのタイルに2液形の塗料が付着したら掃除がタイヘン。
そういうわけで,二重です。
2009年04月03日
【11】コーキング,「シープラ」塗り
4月2日(木)。
コーキングは一通り終了と思っていましたが
検討の結果,鼻隠板の継目もコーキングすることにしました。
鼻隠板は木製ではなく,サイディングと同様に
セメントその他を練り固めてある既製品です。
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赤い矢印で示したのが新築時の詰め物の名残で,
針のように細いです。
継目部分の塗装は高圧洗浄する前から少々剥がれており,
高圧洗浄でさらに剥がれました。
新築時には隙間を開けないように取り付けた
→ でもちょっと隙間が空いてしまった
→ その隙間にコーキングをなすり込んでから塗装
→ コーキングの充填量が少ないため切れてしまった
→ 入り込んだ水分の影響で塗装が剥がれた,
ということのようです。
隙間の幅が狭いので「クイックメンダー」で埋めるつもりでいましたが
硬いもので埋めたら割れて塗装が剥がれる原因になると思い至り,
コーキングの充填量を増やすためカッターでカリカリとV字に掘り広げ,
テープ養生して,プライマーを塗付,
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コーキング充填,ヘラ押さえ,テープ除去,
で,出来上がりです。
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これを25ヶ所やるのに半日以上かかってしまいました(汗)
そもそも本来の施工では,既製品の破風板・鼻隠板・幕板の類は
突き付け張りではなく,8ミリ程度の隙間を開けて張り,
バックアップ材を装填してコーキングすべきではないかと思います。
今回,傷みすぎていた幕板を大工さんに交換していただきましたが
梱包の中にはステンレスの釘とバックアップ材がセットになってました。
下穴を開けてからステンレスのビスで止めていただくようお願いして
当方でコーキング&ビス頭「クイックメンダー」充填,
今,こうなってます。
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私は以上の他,洗浄の際に気が付いた要コーキング部分と
屋根の上の板金部分接合部の増し打ちを行いました。
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既存がシリコンのシーリングですから打ち重ねるのもシリコンです。
(同様のところが4ヶ所)
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相方は何をしていたかというと,
はじめにシリコンのコーキングの処置です。
シリコンのコーキングは安くて丈夫ですが
塗料が密着しないので,塗装できるようにするための
特別な下塗塗料「シープラ/関西ペイント」を塗ります。
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昔,犬がかじって,ロッキーさんがシリコンのコーキングで補修した柱
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その他,あちこち。
「シープラ」塗りのあとは,前々回錆止めが塗り終わらずに
前回高圧洗浄してしまった(濡らしてしまった)トタン部分を
再度ざっとケレンしながら残りの錆止め塗り。
そんなこんなで,こういう記録が無かったら,たぶん,
「おまえら今日1日何してたんだ?」と思われるくらい
パッと見てぜんぜん変わり映えがしない1日でした。