2014年10月11日
新メンバー紹介
2代目の私は他店で勤めた経験が無いまま親方になってしまったので
オヤジから引き継いだ当初はまさに「井の中の蛙」だったと思います。
しかし,ふとした思い付きでHPを開設したことによって,
その後今日までの約15年間で全国の多数の同業者と
知り合うことができました。(その数100人以上)
世の中にはいろいろな事情のもとでいろいろな仕事があり
それをいろいろな人がいろいろなことを考えながらやっていて
誰もが私が知らない何かを知ってたりします。
特に,曽根塗装店の受注状況がたいへん不調だった2006年には
複数の知り合いの現場に一職人として参加させていただきました。
そのリアルな経験によって,電話やメールでやり取りをするのとは
まったく比較にならないくらい非常に多くの知見を得ました。
所謂「カルチャーショック」というやつです。
「そうか,そのためのスランプだったのか!」と思ったほどです。
つまり,自分の位置というかベクトルがわかってきたのは
知り合うことができた多くの同業者のおかげに他なりません。
どこまで行っても自己確認でしかないかもしれないとしても。
これまで,自宅から他店の現場に通っただけでなく,
他県の知り合いのところに泊まり掛けで参上したこともありますし,
逆に他店の親方に,泊まり込みで応援に来てもらったこともあります。
同じ屋根の下で同じ釜の飯を食った,今日までの当店滞在者は6名。
年齢も20代から60代まで,様々なタイプの人物がいましたけど
ギロンすることが最も多かったのが,5人目の寺沢君です。
ウザイくらい絡んでくる (笑)
私からすると,寺沢君の真骨頂は「費用対効果」の飽くなき探求です。
施主様からの視点,経営者からの視点,両方の意味合いで。
確かに,「費用÷耐用年数」(=CP)や
「利益÷労力」(≒作業効率)を極限まで向上させるべく努めるのは
経営者として当然のことだというのは私も認めます。
でも,それだけだと未来のロボットが人間を殺すのと似てる気がして,
どうも私的には“全面的な賛成”はできないのですよ。
もし不条理であるとしても,客観的には無意味や無駄の部分にこそ
当事者にとって掛け替えのない絶対的価値があるはずと思うので。
このあたりが寺沢君と私の尽きないギロンの源ではないか,
と考えています。
ある意味両極端ゆえに組んで仕事ができるということもありまして,
なななんと,
寺沢君は「季節限定の曽根塗装店メンバー」になった次第です。
そいつは一体何者なのか?と思った方は
寺沢君による「職人斯く語りき」をご覧ください。
↓ 今年の3月に,Googleの車に遭遇した寺沢君(右)と私です。
(これ GoogleMapストリートビューからの写真です)
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それから,6月から加わった通年メンバーの古尾谷君は
ちょっと虚弱なのが玉にきずですけど私の新しい相方です。
かなり変わり者なので長続きしそうな気がします。
古尾谷君の作文もそのうちアップしたいと思います。
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最後に,尋常でなく見積書をお待ちの皆様,申し訳ございません。
年内に提出できるよう頑張りますので ご容赦ください。
オヤジから引き継いだ当初はまさに「井の中の蛙」だったと思います。
しかし,ふとした思い付きでHPを開設したことによって,
その後今日までの約15年間で全国の多数の同業者と
知り合うことができました。(その数100人以上)
世の中にはいろいろな事情のもとでいろいろな仕事があり
それをいろいろな人がいろいろなことを考えながらやっていて
誰もが私が知らない何かを知ってたりします。
特に,曽根塗装店の受注状況がたいへん不調だった2006年には
複数の知り合いの現場に一職人として参加させていただきました。
そのリアルな経験によって,電話やメールでやり取りをするのとは
まったく比較にならないくらい非常に多くの知見を得ました。
所謂「カルチャーショック」というやつです。
「そうか,そのためのスランプだったのか!」と思ったほどです。
つまり,自分の位置というかベクトルがわかってきたのは
知り合うことができた多くの同業者のおかげに他なりません。
どこまで行っても自己確認でしかないかもしれないとしても。
これまで,自宅から他店の現場に通っただけでなく,
他県の知り合いのところに泊まり掛けで参上したこともありますし,
逆に他店の親方に,泊まり込みで応援に来てもらったこともあります。
同じ屋根の下で同じ釜の飯を食った,今日までの当店滞在者は6名。
年齢も20代から60代まで,様々なタイプの人物がいましたけど
ギロンすることが最も多かったのが,5人目の寺沢君です。
ウザイくらい絡んでくる (笑)
私からすると,寺沢君の真骨頂は「費用対効果」の飽くなき探求です。
施主様からの視点,経営者からの視点,両方の意味合いで。
確かに,「費用÷耐用年数」(=CP)や
「利益÷労力」(≒作業効率)を極限まで向上させるべく努めるのは
経営者として当然のことだというのは私も認めます。
でも,それだけだと未来のロボットが人間を殺すのと似てる気がして,
どうも私的には“全面的な賛成”はできないのですよ。
もし不条理であるとしても,客観的には無意味や無駄の部分にこそ
当事者にとって掛け替えのない絶対的価値があるはずと思うので。
このあたりが寺沢君と私の尽きないギロンの源ではないか,
と考えています。
ある意味両極端ゆえに組んで仕事ができるということもありまして,
なななんと,
寺沢君は「季節限定の曽根塗装店メンバー」になった次第です。
そいつは一体何者なのか?と思った方は
寺沢君による「職人斯く語りき」をご覧ください。
↓ 今年の3月に,Googleの車に遭遇した寺沢君(右)と私です。
(これ GoogleMapストリートビューからの写真です)
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それから,6月から加わった通年メンバーの古尾谷君は
ちょっと虚弱なのが玉にきずですけど私の新しい相方です。
かなり変わり者なので長続きしそうな気がします。
古尾谷君の作文もそのうちアップしたいと思います。
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最後に,尋常でなく見積書をお待ちの皆様,申し訳ございません。
年内に提出できるよう頑張りますので ご容赦ください。