2012年07月20日
土牛産業の「カメ棒5Mキャップ」
3年ほど前,あるハウスメーカーの築10年のお宅に見積もりに呼ばれて
ハウスメーカーから提出された「診断書」を見せてもらいました。
苔の生えた外壁とか,壁面のひび割れとかの写真が並んでいて
ふ〜んと思いながらページをめくると屋根の写真があったので,
「ハウスメーカーの人,屋根上がったんですか?」
とお伺いすると,
「長い棒の先にカメラが付いた機械で撮ってました」
とのこと。
へ〜,そんなのがあるのかぁ,と感心しました。
その後,業界紙「ペイント&コーティングジャーナル」紙上で
ああ,これかー,と発見。
↓
高所点検記録装置 by 日立アドバンストデジタル
その後,展示会のブースで見かけて,おおよそのお値段も聞きました。
→ ひゃくまんえん!!!
いや〜,ちょっと,というか,絶対,零細塗装店では買えないです。
プロっぽくて,めちゃめちゃかっこいいですけどね。
で,今回のメインのネタである「カメ棒5Mキャップ」は
その代わりに使える便利グッズなのでございます。
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さて,「カメ棒」シリーズはもう2年位前?から存在してます。
確か,「土牛産業」の社長さんが当店にいらしたときに
「ただ伸びるだけやなく回転しないようになってるんですぅ」
と,サンプルをいただきました。(社長さんは関西の人です)
長さは18センチ,伸ばすと70センチ。
↓
こちらの「カメ棒」製品案内ページにあるように,
もともとの「カメ棒」は高所からの撮影を意図したものではなく,
これはこれで有用な使い道があるのですが,昨年夏,
「見積の時に屋根の動画を撮るために使いたいので,
もっと長い物を作れませんか?」
とリクエストしました。
しかし,長くなればなるほど強度が問題になり,
丈夫なもの,使い勝手の良いものはどうしても高くなる。
そして,複数の試作の結果製品化されたロングバージョン第一弾が
「カメ棒5Mキャップ」です。(最高画質&全画面でご覧ください)
↓
築年数15年以上でかなり劣化していることが想定される場合や
過去に塗り替えされていて状態が怪しい場合などは
やはり,梯子を積んで行くなりして可能なら屋根に上がり,
実際に間近に見て,場合によっては爪で引っ掻いてみたり,
ガムテープを貼ってすぐ剥がしてみたりして
きちんとチェックしなければダメだと思います。
しかし,築10年程度なら,尋常でない劣化をしていることはまずなく,
とりあえず この程度の確認が出来れば十分ですから,
今では見積もりには必ず持って行くアイテムになっています。
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但し,これで屋根の動画撮るのはちょっとコツが要ります。
角度とスピードです。
角度は上過ぎても下過ぎてもダメ。
角度が適切か,1回撮ったら確認した方が良いです。
それと,コンパクトデジカメの動画機能がショボイせいか
動きが早すぎるとピント合わせが間に合わず
結果ボケた絵しか撮れないようですから,
ものすご〜くゆ〜っくり動かすこと。
また,屋根の上に突き出したら,軒樋に継ぎ柄を当てておいた方が
安定して揺れが少なくなります。
当店のやや旧式なカメラでは「1280x720」の動画しか撮れませんが
新しめの機種なら「1920x1080」での撮影ができますから
もっと高詳細な絵が撮れます。
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「カメ棒5Mキャップ」の実売価格がいくらくらいになるのか
わかりませんが,高くても1万円を超えることはないでしょう。
塗装業者は日本全国に4万社くらいあるらしいので
というようなキャッチフレーズで,
5千本くらいは売れそうな気がしますけど,
どうなりますかね〜。
※「カメ棒5Mキャップ」に関するお問い合わせは
「土牛産業株式会社」0794-82-0880 へ。
※これがいくら売れても私には1円も入りません,念のため。
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※8月1日追記
「カメ棒5Mキャップ」は先端部の名称で定価2,000円
「カメ棒5M支持棒」は定価8,000円
2つ合わせて「カメ棒5Mセット」定価1万円,だそうです。
「カメ棒5M支持棒」は,これそのものでなくても
塗装工事用品の継ぎ柄(つぎ柄,長柄,ながえ)なら
何でもOKです。
2階建て住宅の屋根を撮影するのに使用する場合には,
2階のベランダに上がれば,継ぎ柄は5Mも必要ありませんが,
普通ベランダは南面にしかないですから,
状態が異なる北斜面も撮影したい場合には,
地表から伸ばして撮れる5Mの継ぎ柄があったほうが良いです。
ちなみに,私が知る限り,5メートルのアルミ伸縮タイプは,
「1.8メートル×3段」のものが一般流通品で,
「1.3メートル×5段」のものは本邦初登場だろうと思います。
ハウスメーカーから提出された「診断書」を見せてもらいました。
苔の生えた外壁とか,壁面のひび割れとかの写真が並んでいて
ふ〜んと思いながらページをめくると屋根の写真があったので,
「ハウスメーカーの人,屋根上がったんですか?」
とお伺いすると,
「長い棒の先にカメラが付いた機械で撮ってました」
とのこと。
へ〜,そんなのがあるのかぁ,と感心しました。
その後,業界紙「ペイント&コーティングジャーナル」紙上で
ああ,これかー,と発見。
↓
高所点検記録装置 by 日立アドバンストデジタル
その後,展示会のブースで見かけて,おおよそのお値段も聞きました。
→ ひゃくまんえん!!!
いや〜,ちょっと,というか,絶対,零細塗装店では買えないです。
プロっぽくて,めちゃめちゃかっこいいですけどね。
で,今回のメインのネタである「カメ棒5Mキャップ」は
その代わりに使える便利グッズなのでございます。
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さて,「カメ棒」シリーズはもう2年位前?から存在してます。
確か,「土牛産業」の社長さんが当店にいらしたときに
「ただ伸びるだけやなく回転しないようになってるんですぅ」
と,サンプルをいただきました。(社長さんは関西の人です)
長さは18センチ,伸ばすと70センチ。
↓
こちらの「カメ棒」製品案内ページにあるように,
もともとの「カメ棒」は高所からの撮影を意図したものではなく,
これはこれで有用な使い道があるのですが,昨年夏,
「見積の時に屋根の動画を撮るために使いたいので,
もっと長い物を作れませんか?」
とリクエストしました。
しかし,長くなればなるほど強度が問題になり,
丈夫なもの,使い勝手の良いものはどうしても高くなる。
そして,複数の試作の結果製品化されたロングバージョン第一弾が
「カメ棒5Mキャップ」です。(最高画質&全画面でご覧ください)
↓
築年数15年以上でかなり劣化していることが想定される場合や
過去に塗り替えされていて状態が怪しい場合などは
やはり,梯子を積んで行くなりして可能なら屋根に上がり,
実際に間近に見て,場合によっては爪で引っ掻いてみたり,
ガムテープを貼ってすぐ剥がしてみたりして
きちんとチェックしなければダメだと思います。
しかし,築10年程度なら,尋常でない劣化をしていることはまずなく,
とりあえず この程度の確認が出来れば十分ですから,
今では見積もりには必ず持って行くアイテムになっています。
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但し,これで屋根の動画撮るのはちょっとコツが要ります。
角度とスピードです。
角度は上過ぎても下過ぎてもダメ。
角度が適切か,1回撮ったら確認した方が良いです。
それと,コンパクトデジカメの動画機能がショボイせいか
動きが早すぎるとピント合わせが間に合わず
結果ボケた絵しか撮れないようですから,
ものすご〜くゆ〜っくり動かすこと。
また,屋根の上に突き出したら,軒樋に継ぎ柄を当てておいた方が
安定して揺れが少なくなります。
当店のやや旧式なカメラでは「1280x720」の動画しか撮れませんが
新しめの機種なら「1920x1080」での撮影ができますから
もっと高詳細な絵が撮れます。
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「カメ棒5Mキャップ」の実売価格がいくらくらいになるのか
わかりませんが,高くても1万円を超えることはないでしょう。
塗装業者は日本全国に4万社くらいあるらしいので
屋根の見積には この1本!
もう梯子は要りません。
もう梯子は要りません。
というようなキャッチフレーズで,
5千本くらいは売れそうな気がしますけど,
どうなりますかね〜。
※「カメ棒5Mキャップ」に関するお問い合わせは
「土牛産業株式会社」0794-82-0880 へ。
※これがいくら売れても私には1円も入りません,念のため。
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※8月1日追記
「カメ棒5Mキャップ」は先端部の名称で定価2,000円
「カメ棒5M支持棒」は定価8,000円
2つ合わせて「カメ棒5Mセット」定価1万円,だそうです。
「カメ棒5M支持棒」は,これそのものでなくても
塗装工事用品の継ぎ柄(つぎ柄,長柄,ながえ)なら
何でもOKです。
2階建て住宅の屋根を撮影するのに使用する場合には,
2階のベランダに上がれば,継ぎ柄は5Mも必要ありませんが,
普通ベランダは南面にしかないですから,
状態が異なる北斜面も撮影したい場合には,
地表から伸ばして撮れる5Mの継ぎ柄があったほうが良いです。
ちなみに,私が知る限り,5メートルのアルミ伸縮タイプは,
「1.8メートル×3段」のものが一般流通品で,
「1.3メートル×5段」のものは本邦初登場だろうと思います。
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