2009年04月15日
【16】2階部分下塗
8日(水)。
ロッキーさんのお家で相方を下ろして,私は前日の柱の現場へ。
木は濡らすと毛羽立つので400番のサンドペーパーでざっと研磨。
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これだけで引き上げのはずなんですが,実は,
前日,アクシデントが。
素手で作業していて脚立に触ったらビリッと感電?
びっくりして脚立が傾き,玄関脇の戸袋の鏡板に当たって
キズを付けてしまったのであります。とほほ。
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電源ケーブルなどをチェックしましたが異常はなく,原因不明。
集塵機のホース内を高速で移動する粉塵による静電気かも。
以後は軍手をして作業を続行し,キズを埋めて帰ったのでした。
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マスキングテープ1枚分の充填剤の出っ張りを,
群馬県の塗装店「今井塗装」の今井さんに教えてもらった
スウェーデン製のスクレーパー「BAHCO 625」で
カリカリ削って平らにします。
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色を合わせて塗り塗り。
補修屋ならNGでしょうが,このくらいが私の技量の限界です。
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施主様に「NGの場合は現場保険で板1枚交換します」と申し上げましたが
そのうち全取り替えするので補修でよい,とお許しをいただきました。
すみません。
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午後,ロッキーさんのお家に戻って
今回交換した幕板のビス頭の「クイックメンダー」を電動工具で研磨。
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そのあとは相方と一緒に2階部分の下塗を行いました。
鼻隠も軒裏もその中間にある回り縁?も外壁も,
そっくり同じ下塗塗料を塗ります。
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ここはベランダの内側です。
水切りも壁面と同じ下塗塗料を塗りますが
「目荒らし」してテープを貼って養生。
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壁面を塗るとこんなふうにポタポタ垂れたり飛んだりしますから
養生しないと水切り上面がぶつぶつになってしまうわけです。
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今回,5種類のローラーを比較使用する予定です。
サイズは同一で,毛足もすべて13ミリです。
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本日比較したのは大豊刷毛ブラシ工業の「黄虎」と
大塚刷毛製造の最新作「ホワイトライオン」,
いずれも「マイクロファイバー繊維」のローラーです。
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にしても「虎」に対抗して「ライオン」とは,なんかエグイすね。
業界最大手が後発した「ライオン」のほうが安い,というのも,
「仁義なき戦い」な感じがしますが,「切磋琢磨」と言えなくもない。
私の結論としては,エンボスのあるサイディングなら「虎」の勝ち。
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しかし,軒裏のような平滑面では「ライオン」の勝ちです。
「WAKABA」よりもイイ。
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まあ,好みもあるので,同業者の方,お試しあれ。