2009年04月17日
【18】カラーベスト屋根塗装上塗
現実の日付から1週間遅れてしまいましたが,
10日(金)の施工内容であります。
カラーベスト屋根塗装の上塗をする前に入れる
縁切り部材「タスペーサー 03」です。
大屋根 約90平米に対して500個×2箱=1,000個用意しました。
↓
カラーベスト屋根塗装の「縁切り」についてはこのページ,
縁切りのための「タスペーサー」についてはこのページ,
をご覧ください。
ちなみに,「タスペーサー」には安い「02」と
形状が波打っていて「02」より多く隙間をあけるがやや高い「03」
の2種類があります。
「03」はびよ〜んとカラーベストを持ち上げてますけど,
踏んだときは ほんのちょっとですが「02」より薄いのです。
曽根塗装店では「03」しか使いませんが,
「タスペーサー」発売元「セイム」の社長さんのお話では
出荷量のなんと90%が安い「02」だそうです。
まあ,世の中そんなもんなんでしょうね。
そうそう,「そんなもん」といえば,
『カラーベスト屋根は雨漏りのリスクが大きすぎるため
会社の方針として塗装をお断りしています』
と素人さんに吹き込んでいる大手企業があるそうです。
たぶん,下請叩きすぎて かなりヤンチャな仕事をされたあげく
クレーム対応でタイヘンな目に遭ったんでしょう,何度も。
あくまでも想像ですけど(笑)
さて,私がタスペーサーを装填している間に,
相方はトタン部分にざっと180番のサンドペーパーを当てます。
クリーンルームじゃなく風が吹いている屋外ですから,
気にするとキリがないのですが,
錆止塗料を塗ったときに付着したブツを低減させるためです。
↓
そのホコリとタスペーサーを入れるときに出る塗膜のカスを
「ブロア」という強力な風の出る電動工具で飛ばします。
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トタン部分もカラーベストと一緒にローラーでごろごろ塗っちゃえば
その方が早いのですが,ハケで塗った方がキレイに厚く塗れます。
もし,極力原価を低く抑えたいと思うなら「ゴロゴロ塗り」です。
たとえ「ゴロゴロ塗り」でも,塗ってることは塗ってるわけですから,
「手抜き」ではなくて,“考え方”の違いです。
棟包み板金を塗り終えたら,雪止め金物とその下を塗ります。
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あとはハケとローラーでカラーベストをひたすら塗り,上塗1回目終了。
(翌日の朝に撮った写真です)
↓
カラーベスト屋根の“塗り方”は店によって色々ですが,
曽根塗装店ではハケとローラーを併用する「横塗り」です。
別の現場で私が塗ってるところを撮影した動画がここに置いてあります。
このビデオは“仮”なので,「YouTube」にはアップしません。
そのうち,「カラーベストの塗装」という長編を作成する予定です。
そのうちね (^^;)