2009年04月26日
【24】ケレン,軒裏・外壁塗装 下塗
更新が遅れに遅れておりますが,
以下,20日(月)の作業です。
前日まででほぼ養生が完了,
次は「ケレン」「目荒らし」「清掃」であります。
鼻隠板と一緒に塗装する横樋の金物(ステンレス)は
ワイヤーブラシでがしがしこすってキズを付けます。
使用する下塗塗料はステンレスにも密着するはずですが,
細かいキズを付ける=表面が凹凸になる=塗料との接触面積が増える
=塗料の密着が向上する,というワケです。
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鼻隠板はサンドペーパーでこすりました。
新築時現場塗装の際に付いたホコリの類やこびりついた汚れ,
それに,ローラーで塗装されたようで,部分的に発泡が生じていました。
(ケレン前の,どアップの写真を撮るつもりだったのを失念)
密着性向上のためというよりは,なるべくキレイに仕上げたいからです。
それから,外壁サイディングと軒裏との境目にある細いトタンを
サンドペーパー研磨。
めちゃめちゃ錆びているというわけではないですが,
トタンは塗装前には まず こするのがお約束です。
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通常のサンドペーパーでこすったあと,
馴染みの良い“ラーメン”状のサンドペーパーでこすりました。
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この“ラーメン”状のサンドペーパー,正式名称は「キレキレロール」。
好みの長さにカットして丸めて使ううちにモジャモジャになります。
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もともとは,他社製の類似品を群馬県太田市の塗装店「今井塗装」の
今井さんから教えていただいて,使いはじめました。
それが無くなって,「あれ,またお願いします」と塗料店に注文したら,
塗料店が間違えて「キレキレロール/日本研紙」を納品。
伝票を見て,他社類似品よりはるかに高いのでびっくり。
幅10センチ,長さ15メートルで税別 7,150円!
メーカーと型番を指定しなかった私にも落ち度はあるので
しょうがねえなあ,と思いつつ,まあ,較べてみっか,
と使用してみたところ,他社類似品よりも断然持ちが良い。
「不幸中の幸い」というか,「瓢箪から駒」というか,
価格相応の品質に納得して,以来,これを指定して発注してます。
裏側を見ると,矢印がプリントされてるので,たぶん
ベルトサンダー用のペーパーの流用だと思います。
現状,最も粗い番手が120番で,
ヘタってきたら雨樋の目荒らしに使ったりしてちょうどいいのですが
私としては,80番を出して欲しいです。
日本研紙さんお願いします m(_ _)m
軒裏も「キレキレロール」でざっとこすってホコリを払います。
(当店では,フラットな軒裏は基本的に高圧洗浄せず,
その代わりにケレンします)
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4つ付いているスポットライトもついでに塗ることにして
ワイヤーブラシやサンドペーパーで研磨。
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前回,先に下塗りしておいた土台水切りにテープを1本張って養生。
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後はひたすら塗りまくりです。
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