塗装工事のビデオ
2016年08月22日
カラーベスト屋根の棟の対処&空調服
いやー,梅雨時期よりも天気悪いですね,関東。
そのお蔭で新記事書けるわけですけど。
一週間ほど前に新しい動画を公開しました。
前回公開の動画とこの動画の間に限定公開で3本動画があるのですが
「時事ネタ」を含むため,これを先に一般公開しました。
まずはご覧ください。
「カラーベスト屋根 棟板交換【曽根塗装店】」(8分)
屋根の頂上部を「棟」といい,
カラーベスト屋根(コロニアル屋根)の場合は
トタンが使われていることが多いです。
このトタンを「笠木」とよぶ場合もありますが
正式には「棟包み板金」といいます。
↓

寸法関係は正確ではありませんが,断面図を作成してみました。
↓

トタン「棟包み板金」の内側には
「棟板」または「笠木」もしくは「貫板」とよばれる木材があり,
トタンの側面から釘で固定されています。(赤丸囲いの釘)
その釘は通常「スクリュー釘」といわれるタイプで
その所以のギザギザがあるため抜けにくくはなっているのですが,
年数が経つと徐々にこの釘が抜け出てくることが多いです。
↓

釘が出てきている状態をあまりに放置すると,いずれ釘が抜け落ちて,
最悪の場合,台風などで棟包み板金が吹き飛んでしまうことがあります。
足場の上から ご近所の屋根を撮影した写真で,
実際に棟包み板金が無くなってる例です。
↓

また,出てきた釘の頭を引っ張ると簡単に抜けてしまうことがよくあり,
その理由として,釘が棟板に対して水平ではなく斜めに打たれていて
「抜けてないだけで効いていない」というNGな状態であることが
ヒジョーーーに多いです。(経験上,その確率は70%以上です)
こんな具合に
↓

マウスポインタを乗せると図が変わります。
↓

ちなみに,NG(No Good)な打ち方の場合には
角度的に釘を伝って棟板まで雨水が浸みやすくなると思われ,
後年,釘が余計に抜けやすくなるようです,経験的に。
逆に,GJ(Good Job)な打ち方の場合,
20年過ぎていてもしっかり釘が効いていて何ともないこともあって
「この釘を打った屋根職人は真面目な人だったんだなぁ」
としみじみと感心することがあります。
(残念ながら そんな家は滅多に無いですけど)
昔は,釘頭が多少出てきていても,あまり考えず,
ただコンコンと打ち込んで,そのまま塗ってましたが
追跡調査の結果,打ち込んでも また出てくることがわかったので
現在はステンレスのビスで打ち替えることにしています。
ビス打ちにしなくても,出てきている釘を一旦抜き取り,
GJな打ち方に変更してもいいわけですが,
トタンの内側の棟板の厚さは15ミリ,
その厚さの真ん中を狙って正確に水平に釘を打ち込むのは
(やってみるとわかりますが)案外難しく,
私的にはビス打ちに換えちゃったほうが簡単です。
それに釘とは比較にならないくらい緩みにくく確実でもある。
使用するビスは下穴無しでスパッとトタンを突き通す
「板金オールラウンドビス ステンレス 3.7×40」がおすすめです。
(もちろんインパクトドライバー使っての話です,為念)
このビス,現時点では「Amazon」での取り扱いが無く,
ネット販売していても なぜか価格が高めなので
建築資材店やホームセンターで探してください。
↓


当方,ばりばりのA型なのでw もう少し細かい話になりますが,
ビス打ちの位置はもともと釘が打ってあった位置よりも
少しずらして別の位置にした方が効きます。
↓


釘を抜いた跡の穴は,
「ポリパテ」か「クイックメンダー」で埋めます。
「クイックメンダー」で埋めた後の写真です。
↓

で,私の場合,ステンレスのビスで打ち替える際,
釘を抜くついでにトタンをめくって「棟板」の状態を確認しています。
↓


私の経験上,築15年を過ぎると,
「棟板」が腐っていることがあるので。
↓


全部交換なら本職の屋根工事業者を呼びますが,
部分補修の場合は私がやることもあります。
今回の動画のお宅は数量が少なかったので私がやりました。
棟板は通常は杉材の板で「貫板」という名前で売っており
伝統的な規格で寸法が決まっているようで,
厚さ15mm×幅90mm×長さ3650mm,ホームセンターで買えます。
「ACQ加工」といって,腐りにくくするために
あらかじめ薬剤で防腐処理してある板も存在しますが
売ってたり売ってなかったりするので,
今回は既存と同じく無処理の板を買ってきて
余っていた木材保護塗料を表も裏も3回たっぷり塗りました。
(※木材保護塗料とは「キシラデコール」に代表される
色付きの防腐防虫剤とでもいうような塗料です)
通常は塗装間隔12時間程度なので1日1回しか塗りませんが,
この場合,本当は塗料の中に浸してしまいたいくらいなので,
含浸させるべく吸い込んだところでさらに重ねてしまう塗り方をして
翌日でもベタベタしてます。
↓



ついでに書くと,「タフモック」「エコランバー」という名称で
プラスチック製の腐らない貫板が存在します。
ただ,厚さが18mmなので,部分交換の場合は
既存の貫板(15mm)と厚さが合わないため
私は使ったことがありません。
(もし厚さが合うものがあったとしても,
いずれ葺き替えのときに全交換するので
部分補修では必要ないかな,と思います。)
さらにもうひとつ,ついでに書いておくと,
10年以上前の私がそうだったように,
出てきている釘を打ちこむくらいで,それ以上のことはしない
という塗装業者・職人が圧倒的に多数派だと思います。
そもそも,普通は見積書にこんなことの記載は無いですから,
やらなくても「手抜き」にはなりませんし。
業者の立場としては,
下請なら めちゃめちゃ叩かれるのが当たり前,
元請でも 世知辛い価格競争に曝されるのが普通なので,
他社がやらないことをやる結果として利益が減ったり
その分価格を上げて成約率が落ちたりすることは
好ましいことではなく,避けて通るのが当然でしょう。
ですから,塗り替え工事を依頼する施主の立場の方には,
どの程度のことまで気にして工事する業者なのか,
見極めるのは無理でも 感触を掴んでから発注する必要がある
と思うのであります。
---------------------------------------------------
書き始めたら ついつい長くなってしまいましたが
最後に「時事ネタ」です。
そう,動画の終わりの方に出てくる「空調服」です。
3月に加入した相方があまりにも汗かきなので
半額経費で出すから「空調服」買ってみれば?と提案。
相方が調べ倒して購入したのがこれです。
↓


試着させてもらったところ,これが想像以上にイイ。
暑いんだから熱風が通るだけじゃないかと思っていたら
そうじゃなく,汗を乾燥させて気化熱を奪うわけです。
(よって,汗かかないと効果が薄い)
「マキタ」や「タジマツール」という大手からも
この類の製品が発売されていますが,
相方が買ったのは空調服の元祖?「アゼアス」のものです。
私が一番気になったのはバッテリーの重さと大きさなのですが,
マキタの14Vバッテリーと比べるとはるかに小ぶりで軽く
身に付けていても思ったほどは邪魔にならないです。
(逆にいうと,マキタのバッテリーの場合,
これ腰に付けるの?と想像しただけでゲンナリするので,
軽量小型の専用バッテリーを作らないと空調服の普及は難しいと思います)
↓


で,私も同じく「アゼアス」のものを買いました。
相方が買った服がポリエステル製であるのに対して,
私が買った服は不織布で,フード付きです。
汚れて捨てることになっても惜しくないように,と考えて
安い不織布のものを買ったわけですが,
質感が頼りなくて安っぽいので
次はポリか木綿の服を買うことにします。
ファンユニットは使いまわしで服だけ換えられるので
とりあえずお試しで買ってみるという人はこれでよいでしょう。
↓

ファンは2つ,デスクトップPCに付いてるようなやつで
バッテリー本体で回転数を4段階選べます。
↓


取説には,最強の【1】とその次の【2】だと
ファンの寿命が短くなるよ,ということが書いてありますが
推奨の【3】【4】だと物足りない。
ファンだけ購入可能だから,ぶっ壊れたら買い直せばいいや
ということにして,【2】で使ってます。
※【1】だと「ぶ〜〜〜〜〜〜ん」と,結構ウルサイ。
※まだファンが回らなくなるまでは使ったことはないですが
【2】でもフル充電なら8時間もつ仕様らしいです。
スイッチ入れると腰のところから入れた外気が
服の中を通って手首と首元から抜けていき,
フード被るとフードの中まで風が通ります。
そして,服は昔のダウンジャケットみたいに膨らんで,
一回りデブになったような感覚。
なので,服が結構 足場に引っかかるようになって,
破れるとマズイので慎重に移動するようになり,
それはそれで安全で,メリットと言えなくもない。
あまりにも高温だと塗装品質に支障が生じる恐れがあるので
暑さのピーク時に屋根塗りなんかしませんが,
外壁面はだいたい足場のシートに覆われていて
耐え難いほど暑くは無いですから,
使うとしたら,やっぱり屋根でしょうね。
(そう考えると,塗装屋よりも逃げ場がない防水屋とか
屋根屋とかに向いている商品のような気もします。)
空調服があると,無い場合よりも快適に仕事ができます。
冷感スプレー併用でターボ掛けるとさらに。
↓

個人的には,「シャツクール」に比べて やや強い感じがする
「アイスノン シャツミスト エキストラミントの香り」がおすすめです。
すでにツクツク法師が鳴き始めて,夏の終わりが感じられますが,
関心のある方は残暑対策でどうぞ。
そのお蔭で新記事書けるわけですけど。
一週間ほど前に新しい動画を公開しました。
前回公開の動画とこの動画の間に限定公開で3本動画があるのですが
「時事ネタ」を含むため,これを先に一般公開しました。
まずはご覧ください。
「カラーベスト屋根 棟板交換【曽根塗装店】」(8分)
屋根の頂上部を「棟」といい,
カラーベスト屋根(コロニアル屋根)の場合は
トタンが使われていることが多いです。
このトタンを「笠木」とよぶ場合もありますが
正式には「棟包み板金」といいます。
↓

寸法関係は正確ではありませんが,断面図を作成してみました。
↓

トタン「棟包み板金」の内側には
「棟板」または「笠木」もしくは「貫板」とよばれる木材があり,
トタンの側面から釘で固定されています。(赤丸囲いの釘)
その釘は通常「スクリュー釘」といわれるタイプで
その所以のギザギザがあるため抜けにくくはなっているのですが,
年数が経つと徐々にこの釘が抜け出てくることが多いです。
↓

釘が出てきている状態をあまりに放置すると,いずれ釘が抜け落ちて,
最悪の場合,台風などで棟包み板金が吹き飛んでしまうことがあります。
足場の上から ご近所の屋根を撮影した写真で,
実際に棟包み板金が無くなってる例です。
↓

また,出てきた釘の頭を引っ張ると簡単に抜けてしまうことがよくあり,
その理由として,釘が棟板に対して水平ではなく斜めに打たれていて
「抜けてないだけで効いていない」というNGな状態であることが
ヒジョーーーに多いです。(経験上,その確率は70%以上です)
こんな具合に
↓

マウスポインタを乗せると図が変わります。
↓

ちなみに,NG(No Good)な打ち方の場合には
角度的に釘を伝って棟板まで雨水が浸みやすくなると思われ,
後年,釘が余計に抜けやすくなるようです,経験的に。
逆に,GJ(Good Job)な打ち方の場合,
20年過ぎていてもしっかり釘が効いていて何ともないこともあって
「この釘を打った屋根職人は真面目な人だったんだなぁ」
としみじみと感心することがあります。
(残念ながら そんな家は滅多に無いですけど)
昔は,釘頭が多少出てきていても,あまり考えず,
ただコンコンと打ち込んで,そのまま塗ってましたが
追跡調査の結果,打ち込んでも また出てくることがわかったので
現在はステンレスのビスで打ち替えることにしています。
ビス打ちにしなくても,出てきている釘を一旦抜き取り,
GJな打ち方に変更してもいいわけですが,
トタンの内側の棟板の厚さは15ミリ,
その厚さの真ん中を狙って正確に水平に釘を打ち込むのは
(やってみるとわかりますが)案外難しく,
私的にはビス打ちに換えちゃったほうが簡単です。
それに釘とは比較にならないくらい緩みにくく確実でもある。
使用するビスは下穴無しでスパッとトタンを突き通す
「板金オールラウンドビス ステンレス 3.7×40」がおすすめです。
(もちろんインパクトドライバー使っての話です,為念)
このビス,現時点では「Amazon」での取り扱いが無く,
ネット販売していても なぜか価格が高めなので
建築資材店やホームセンターで探してください。
↓


当方,ばりばりのA型なのでw もう少し細かい話になりますが,
ビス打ちの位置はもともと釘が打ってあった位置よりも
少しずらして別の位置にした方が効きます。
↓


釘を抜いた跡の穴は,
「ポリパテ」か「クイックメンダー」で埋めます。
「クイックメンダー」で埋めた後の写真です。
↓

で,私の場合,ステンレスのビスで打ち替える際,
釘を抜くついでにトタンをめくって「棟板」の状態を確認しています。
↓


私の経験上,築15年を過ぎると,
「棟板」が腐っていることがあるので。
↓


全部交換なら本職の屋根工事業者を呼びますが,
部分補修の場合は私がやることもあります。
今回の動画のお宅は数量が少なかったので私がやりました。
棟板は通常は杉材の板で「貫板」という名前で売っており
伝統的な規格で寸法が決まっているようで,
厚さ15mm×幅90mm×長さ3650mm,ホームセンターで買えます。
「ACQ加工」といって,腐りにくくするために
あらかじめ薬剤で防腐処理してある板も存在しますが
売ってたり売ってなかったりするので,
今回は既存と同じく無処理の板を買ってきて
余っていた木材保護塗料を表も裏も3回たっぷり塗りました。
(※木材保護塗料とは「キシラデコール」に代表される
色付きの防腐防虫剤とでもいうような塗料です)
通常は塗装間隔12時間程度なので1日1回しか塗りませんが,
この場合,本当は塗料の中に浸してしまいたいくらいなので,
含浸させるべく吸い込んだところでさらに重ねてしまう塗り方をして
翌日でもベタベタしてます。
↓



ついでに書くと,「タフモック」「エコランバー」という名称で
プラスチック製の腐らない貫板が存在します。
ただ,厚さが18mmなので,部分交換の場合は
既存の貫板(15mm)と厚さが合わないため
私は使ったことがありません。
(もし厚さが合うものがあったとしても,
いずれ葺き替えのときに全交換するので
部分補修では必要ないかな,と思います。)
さらにもうひとつ,ついでに書いておくと,
10年以上前の私がそうだったように,
出てきている釘を打ちこむくらいで,それ以上のことはしない
という塗装業者・職人が圧倒的に多数派だと思います。
そもそも,普通は見積書にこんなことの記載は無いですから,
やらなくても「手抜き」にはなりませんし。
業者の立場としては,
下請なら めちゃめちゃ叩かれるのが当たり前,
元請でも 世知辛い価格競争に曝されるのが普通なので,
他社がやらないことをやる結果として利益が減ったり
その分価格を上げて成約率が落ちたりすることは
好ましいことではなく,避けて通るのが当然でしょう。
ですから,塗り替え工事を依頼する施主の立場の方には,
どの程度のことまで気にして工事する業者なのか,
見極めるのは無理でも 感触を掴んでから発注する必要がある
と思うのであります。
---------------------------------------------------
書き始めたら ついつい長くなってしまいましたが
最後に「時事ネタ」です。
そう,動画の終わりの方に出てくる「空調服」です。
3月に加入した相方があまりにも汗かきなので
半額経費で出すから「空調服」買ってみれば?と提案。
相方が調べ倒して購入したのがこれです。
↓


試着させてもらったところ,これが想像以上にイイ。
暑いんだから熱風が通るだけじゃないかと思っていたら
そうじゃなく,汗を乾燥させて気化熱を奪うわけです。
(よって,汗かかないと効果が薄い)
「マキタ」や「タジマツール」という大手からも
この類の製品が発売されていますが,
相方が買ったのは空調服の元祖?「アゼアス」のものです。
私が一番気になったのはバッテリーの重さと大きさなのですが,
マキタの14Vバッテリーと比べるとはるかに小ぶりで軽く
身に付けていても思ったほどは邪魔にならないです。
(逆にいうと,マキタのバッテリーの場合,
これ腰に付けるの?と想像しただけでゲンナリするので,
軽量小型の専用バッテリーを作らないと空調服の普及は難しいと思います)
↓


で,私も同じく「アゼアス」のものを買いました。
相方が買った服がポリエステル製であるのに対して,
私が買った服は不織布で,フード付きです。
汚れて捨てることになっても惜しくないように,と考えて
安い不織布のものを買ったわけですが,
質感が頼りなくて安っぽいので
次はポリか木綿の服を買うことにします。
ファンユニットは使いまわしで服だけ換えられるので
とりあえずお試しで買ってみるという人はこれでよいでしょう。
↓

ファンは2つ,デスクトップPCに付いてるようなやつで
バッテリー本体で回転数を4段階選べます。
↓


取説には,最強の【1】とその次の【2】だと
ファンの寿命が短くなるよ,ということが書いてありますが
推奨の【3】【4】だと物足りない。
ファンだけ購入可能だから,ぶっ壊れたら買い直せばいいや
ということにして,【2】で使ってます。
※【1】だと「ぶ〜〜〜〜〜〜ん」と,結構ウルサイ。
※まだファンが回らなくなるまでは使ったことはないですが
【2】でもフル充電なら8時間もつ仕様らしいです。
スイッチ入れると腰のところから入れた外気が
服の中を通って手首と首元から抜けていき,
フード被るとフードの中まで風が通ります。
そして,服は昔のダウンジャケットみたいに膨らんで,
一回りデブになったような感覚。
なので,服が結構 足場に引っかかるようになって,
破れるとマズイので慎重に移動するようになり,
それはそれで安全で,メリットと言えなくもない。
あまりにも高温だと塗装品質に支障が生じる恐れがあるので
暑さのピーク時に屋根塗りなんかしませんが,
外壁面はだいたい足場のシートに覆われていて
耐え難いほど暑くは無いですから,
使うとしたら,やっぱり屋根でしょうね。
(そう考えると,塗装屋よりも逃げ場がない防水屋とか
屋根屋とかに向いている商品のような気もします。)
空調服があると,無い場合よりも快適に仕事ができます。
冷感スプレー併用でターボ掛けるとさらに。
↓

個人的には,「シャツクール」に比べて やや強い感じがする
「アイスノン シャツミスト エキストラミントの香り」がおすすめです。
すでにツクツク法師が鳴き始めて,夏の終わりが感じられますが,
関心のある方は残暑対策でどうぞ。
2016年08月04日
雨樋(軒樋)の伸縮と割れについて
元はといえば
HP更新の代わりに本ブログを開設したのですが,
多少は実があると思える記事を一つ書こうとすると
(私の場合は)数時間はかかるので,
やはりポンポン更新できるわけもなく,
放置に近い状態となってしまっています。
で,そのブログ更新の代わりに?新しい試みとして,
「YouTube」にて5月末から先週までで
合計7本の動画を公開しました。
個人的にはきちんと編集されていない
「たれ流し」のような動画は好きじゃないのですが
曽根塗装店では今こんなことをしてますよ,
という「営業中」のアピールにはなる,と思うので
「ビデオ日記」的なアップもアリかな,と。
---------------------------------------------------
「YouTube」では動画をアップロードするときに
「公開」か「限定公開」か,選べるようになっていて
「限定公開」として設定すると,
URLを知っている人だけが見られる状態となり
動画一覧のページには表示されませんし,
検索しても出てこないようになります。
当店では現在までに公開している動画は28本ですが,
実は,施主様専用非公開工事記録のための動画を含めると
395本の動画があります。
つまり,
今までは9割以上の動画を「限定公開」にしていたわけですが
これからは,同じようなものばかりでマンネリ化しない程度に
ビデオ日記的に公開していきたいと考えております。
---------------------------------------------------
本年7本目の,最新作はこれです。
「雨樋(軒樋)の伸縮と割れについて【曽根塗装店】」
今回の動画は字幕で説明を入れたので
特にここで書き足すことは無いですけど
雨樋のプロではない塗装屋から見ても
思慮不足な施工の結果として不具合を生じている
ということがよくあります。
今回のお宅の場合,
全取り替えするにはちょっともったいないので
部材を調達して私が修繕することになりました。
---------------------------------------------------
1週間以内に次の1本を公開する予定です。
HP更新の代わりに本ブログを開設したのですが,
多少は実があると思える記事を一つ書こうとすると
(私の場合は)数時間はかかるので,
やはりポンポン更新できるわけもなく,
放置に近い状態となってしまっています。
で,そのブログ更新の代わりに?新しい試みとして,
「YouTube」にて5月末から先週までで
合計7本の動画を公開しました。
個人的にはきちんと編集されていない
「たれ流し」のような動画は好きじゃないのですが
曽根塗装店では今こんなことをしてますよ,
という「営業中」のアピールにはなる,と思うので
「ビデオ日記」的なアップもアリかな,と。
---------------------------------------------------
「YouTube」では動画をアップロードするときに
「公開」か「限定公開」か,選べるようになっていて
「限定公開」として設定すると,
URLを知っている人だけが見られる状態となり
動画一覧のページには表示されませんし,
検索しても出てこないようになります。
当店では現在までに公開している動画は28本ですが,
実は,施主様専用非公開工事記録のための動画を含めると
395本の動画があります。
つまり,
今までは9割以上の動画を「限定公開」にしていたわけですが
これからは,同じようなものばかりでマンネリ化しない程度に
ビデオ日記的に公開していきたいと考えております。
---------------------------------------------------
本年7本目の,最新作はこれです。
「雨樋(軒樋)の伸縮と割れについて【曽根塗装店】」
今回の動画は字幕で説明を入れたので
特にここで書き足すことは無いですけど
雨樋のプロではない塗装屋から見ても
思慮不足な施工の結果として不具合を生じている
ということがよくあります。
今回のお宅の場合,
全取り替えするにはちょっともったいないので
部材を調達して私が修繕することになりました。
---------------------------------------------------
1週間以内に次の1本を公開する予定です。
2015年01月07日
微弾性フィラーエポCT
諸事情重なった結果,久しく滞っていた見積書作成が
結局年を越してしまいまして時間の余裕が無いのですが
今回のネタは「新製品情報」ですから,
とりあえず,新年1回目として投稿いたします。
---------------------------------------------------
エッフェル塔の測色をしていただいた,
「シャープ化学工業」の三田さんは経歴がストレートじゃない分,
ただの営業マンではないので
シーリング材に関してわからないことがあると
あれこれ教えていただいております。
(私が知らないうちに部長になっててびっくり)
で,三田さんから「こういう製品を作ったら需要がありますか?」とか
逆に,私から「こういう製品を作ってくれませんか?」みたいな話もします。
調べてみると2007年から始まったそのようなお付き合いの中で,
私が数年前からずっとリクエストし続けていたものがこれです。
やっと実現しました。(去年の夏くらいに)
↓
---------------------------------------------------
以下,一般の方のために書き足しておきます。
横張りサイディングの場合は左右の継ぎ目は「目地」が設けられており,
シーリング(コーキング)して納めてあるのに対し,
上下は少し重なっているのでシーリングしないのが普通です。
でも,重なり目のところに隙間が開いていることがよくあって,
塗り替え工事の際,薄い色で塗装するとこれが結構目立つことがあり,
塗装屋によっては埋めてから塗装するわけであります。
埋める習慣が無い業者もいれば予算上埋められない業者もいて
世の中いろいろです。
※「この隙間は通気のために残しておかなければならないのでは?」
横浜市の戸建住宅の平均的サイズ,延べ床面積100m2だとすると,
単純な四角い総2階の建物の場合で外壁の外周はおおよそ28m。
2階建ての外壁面の高さ,だいたい5.4mに対して
サイディングボードの短辺は45cmくらいなので
上下方向に12枚くらいのボードが張ってあります。
とすると,上下の継ぎ目は11本くらい。
ということで,外周28mに対して11本=308m,
でも外壁面積のだいたい3割が窓なので,3割引きとしても
200mくらいは上下の継ぎ目があることになります。
露骨に隙間が目立つところが多い建物もあれば
ほとんど隙間が目立たない建物もあり,かなり差があるのですが,
その違いはおそらく,関わった職人の気遣いの差だと思います。
---------------------------------------------------
この隙間の巾は最大でも2ミリ程度なので,
縦目地に使用するシーリング材を使用するほどの隙間ではないです。
手近なところで,内装用の「ボンドコーク」の類いを使用すると
「肌」が滑らか過ぎて仕上がりに違和感が生じる可能性があります。
よって,当店では,以前から存在している
外装用のチューブ入り製品を使用してきました。
狭くて入り組んだところで使用する場合や
ごく少量しか必要でない場合なら
チューブ入りのほうがコンパクトですし,
ガンが必要でないため,手軽で便利です。
しかし,100mを超えるようなボリュームになると
チューブではなくてカートリッジに入っている方が
作業がスムーズで断然ラクですから,
「埋める派」の人にはおすすめの一品であります。
この商品がいくら売れても私には1円も入りませんが
あまりにも売れないと廃番になってしまい
私が不便なので(笑)同業者の皆様,よろしくです。
結局年を越してしまいまして時間の余裕が無いのですが
今回のネタは「新製品情報」ですから,
とりあえず,新年1回目として投稿いたします。
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エッフェル塔の測色をしていただいた,
「シャープ化学工業」の三田さんは経歴がストレートじゃない分,
ただの営業マンではないので
シーリング材に関してわからないことがあると
あれこれ教えていただいております。
(私が知らないうちに部長になっててびっくり)
で,三田さんから「こういう製品を作ったら需要がありますか?」とか
逆に,私から「こういう製品を作ってくれませんか?」みたいな話もします。
調べてみると2007年から始まったそのようなお付き合いの中で,
私が数年前からずっとリクエストし続けていたものがこれです。
やっと実現しました。(去年の夏くらいに)
↓
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以下,一般の方のために書き足しておきます。
横張りサイディングの場合は左右の継ぎ目は「目地」が設けられており,
シーリング(コーキング)して納めてあるのに対し,
上下は少し重なっているのでシーリングしないのが普通です。
でも,重なり目のところに隙間が開いていることがよくあって,
塗り替え工事の際,薄い色で塗装するとこれが結構目立つことがあり,
塗装屋によっては埋めてから塗装するわけであります。
埋める習慣が無い業者もいれば予算上埋められない業者もいて
世の中いろいろです。
※「この隙間は通気のために残しておかなければならないのでは?」
と思っている方は この記事 を読んでください。
横浜市の戸建住宅の平均的サイズ,延べ床面積100m2だとすると,
単純な四角い総2階の建物の場合で外壁の外周はおおよそ28m。
2階建ての外壁面の高さ,だいたい5.4mに対して
サイディングボードの短辺は45cmくらいなので
上下方向に12枚くらいのボードが張ってあります。
とすると,上下の継ぎ目は11本くらい。
ということで,外周28mに対して11本=308m,
でも外壁面積のだいたい3割が窓なので,3割引きとしても
200mくらいは上下の継ぎ目があることになります。
露骨に隙間が目立つところが多い建物もあれば
ほとんど隙間が目立たない建物もあり,かなり差があるのですが,
その違いはおそらく,関わった職人の気遣いの差だと思います。
---------------------------------------------------
この隙間の巾は最大でも2ミリ程度なので,
縦目地に使用するシーリング材を使用するほどの隙間ではないです。
手近なところで,内装用の「ボンドコーク」の類いを使用すると
「肌」が滑らか過ぎて仕上がりに違和感が生じる可能性があります。
よって,当店では,以前から存在している
外装用のチューブ入り製品を使用してきました。
狭くて入り組んだところで使用する場合や
ごく少量しか必要でない場合なら
チューブ入りのほうがコンパクトですし,
ガンが必要でないため,手軽で便利です。
しかし,100mを超えるようなボリュームになると
チューブではなくてカートリッジに入っている方が
作業がスムーズで断然ラクですから,
「埋める派」の人にはおすすめの一品であります。
この商品がいくら売れても私には1円も入りませんが
あまりにも売れないと廃番になってしまい
私が不便なので(笑)同業者の皆様,よろしくです。
2013年09月08日
FRP防水の塗り替え
今回は,表題の「FRP防水の塗り替え」のビデオクリップの紹介と
補足記事です。
このビデオは見積もりにお伺いしたお宅のために,
約4年前に撮影したネタ元を編集して作成しました。
「FRP」というのは「繊維強化プラスチック」の略で
私の曖昧な記憶では 15年くらい前から?
住宅のベランダの床に使われるようになりました。
新設時の基本的な工程としては,
「コンパネ」とよばれる厚めの合板,あるいは
さらにその上に敷かれた「ケイカル板」(珪酸カルシウムボード)
で作られた下地の上に,「プライマー」(下塗塗料)を塗付,
それから,毛髪よりも太目なガラスの繊維を積層した「ガラスマット」
↓


を敷きながら液状のポリエステル樹脂をローラーで塗り固める
(=含浸する)作業を1回または2回,
その後にポリエステル樹脂のみの「中塗」,
最後に通称「ゲルコート」とよばれる上塗(着色層)を塗付して
出来上がります。
基本的に「防水工事業者」の仕事であり,
「塗装業者」である当店では行っていない作業ですので
作業工程順の詳細な写真や動画などは無いので載せられませんが,
メーカーのページでの断面図としては,こんな感じです。
↓
http://www.aica.co.jp/
products/fill-f/frp-veranda/01prevention.html
http://www2.nttoryo.co.jp/
product/swabbing/pdf/frp_cata_01-02.pdf
「ガラスマット」には厚さで種類がある,とか,
樹脂をガラスマットにしっかりと「含浸」させるために
金属製のローラーで行う「脱泡」の作業
↓

が非常に重要である,とかといった「蛇の道は蛇」的なことが
いろいろあるらしいのですが,それは専門外なので置いといて,
今回はそのメンテナンスについてです。
---------------------------------------------------
10年前後経過して,初めての外壁塗装という段階で
FRPの状態が色褪せ程度の軽微な劣化のときには
上塗り層「トップコート」の塗り替えのみで済むため,
当方が施工したことが何度かあります。
初めてやった時に塗料メーカーから聞いたところによると
FRPはワックス成分(パラフィン)を含んでいるため,
改修の際には,まず表面を削ってそれを除去すると同時に,
軽く傷を入れる「目荒し」を行うことが絶対必要と教えられました。
そこを抜くと密着せず剥がれますよ,と。
で,主に,その削っている場面が主体の動画がこれです。
↓
削るのはサンドペーパーでもダメではないかもしれませんけれども,
このビデオのお宅もそうでしたが,
新築時のトップコート(上塗り層)が発泡していることがよくあり,
サンドペーパーではそれを削り落とすのがタイヘンなので
その意味でも電動工具を使ったほうが効率が良いと思います。
グラインダーに取り付けている「ワイヤーカップ」というブラシは
(やってみればわかりますが)暴れます。
特に,狭いところで何かに当たるとバンッと結構な反動が来ます。
なので,少し回転数を落とした方が作業しやすいです。
元から回転数調整機能が内蔵されているグラインダーが存在し,
それも当店にありますが,ちょっと大きくて重く振り回しにくいので
7年前に群馬県の今井塗装さんのところに行ったときに教わった
「スライダック」を使って調整してます。
---------------------------------------------------
繰り返しになりますが,表面を軽く削って傷を入れる作業を
「目荒し」「足付け」「サンディング」などとよびます。
このビデオの工事のしばらく後,防水資材メーカーから
「目荒し」の必要が無いと称する下塗り塗料が出たことを知りました。
しかし,私の経験的な感覚としては,
「目荒し」というのは たいへん効果の有る重要な工程なので,
これを省くというのはかなり抵抗があります。
知り合いのFRP専門業者に本当に大丈夫なのか尋ねてみたところ,
メーカーによって「目荒し」の要不要の見解が異なっているため
いまいち信用しきれないが,予算が無いときにはそれを使うこともある
とのことでした。
電動工具を使うと削るときに出る粉塵がすごいので,
試しにその下塗り塗料を使ってみたい気もしますが
私的には状況が許す限りは出来れば削ってから塗りたいと思います。
なお,築10年程度でも,色褪せだけではなくて,
クラックがある,膨れている,
上塗り層が剥がれている
↓

という場合は,新築時の施工がまともでない度合いが非常に高いので
私は手を引いて,氏に外注(分離発注)してます。
(この場合,ガラスマットを入れてやり直します。)
ちなみに,今回のビデオも公開する前に氏に見てもらいましたが
これだけ「目荒し」すれば十分でしょう,とコメントをもらいました。
補足記事です。
このビデオは見積もりにお伺いしたお宅のために,
約4年前に撮影したネタ元を編集して作成しました。
「FRP」というのは「繊維強化プラスチック」の略で
私の曖昧な記憶では 15年くらい前から?
住宅のベランダの床に使われるようになりました。
新設時の基本的な工程としては,
「コンパネ」とよばれる厚めの合板,あるいは
さらにその上に敷かれた「ケイカル板」(珪酸カルシウムボード)
で作られた下地の上に,「プライマー」(下塗塗料)を塗付,
それから,毛髪よりも太目なガラスの繊維を積層した「ガラスマット」
↓


を敷きながら液状のポリエステル樹脂をローラーで塗り固める
(=含浸する)作業を1回または2回,
その後にポリエステル樹脂のみの「中塗」,
最後に通称「ゲルコート」とよばれる上塗(着色層)を塗付して
出来上がります。
基本的に「防水工事業者」の仕事であり,
「塗装業者」である当店では行っていない作業ですので
作業工程順の詳細な写真や動画などは無いので載せられませんが,
メーカーのページでの断面図としては,こんな感じです。
↓
http://www.aica.co.jp/
products/fill-f/frp-veranda/01prevention.html
http://www2.nttoryo.co.jp/
product/swabbing/pdf/frp_cata_01-02.pdf
「ガラスマット」には厚さで種類がある,とか,
樹脂をガラスマットにしっかりと「含浸」させるために
金属製のローラーで行う「脱泡」の作業
↓

が非常に重要である,とかといった「蛇の道は蛇」的なことが
いろいろあるらしいのですが,それは専門外なので置いといて,
今回はそのメンテナンスについてです。
---------------------------------------------------
10年前後経過して,初めての外壁塗装という段階で
FRPの状態が色褪せ程度の軽微な劣化のときには
上塗り層「トップコート」の塗り替えのみで済むため,
当方が施工したことが何度かあります。
初めてやった時に塗料メーカーから聞いたところによると
FRPはワックス成分(パラフィン)を含んでいるため,
改修の際には,まず表面を削ってそれを除去すると同時に,
軽く傷を入れる「目荒し」を行うことが絶対必要と教えられました。
そこを抜くと密着せず剥がれますよ,と。
で,主に,その削っている場面が主体の動画がこれです。
↓
削るのはサンドペーパーでもダメではないかもしれませんけれども,
このビデオのお宅もそうでしたが,
新築時のトップコート(上塗り層)が発泡していることがよくあり,
サンドペーパーではそれを削り落とすのがタイヘンなので
その意味でも電動工具を使ったほうが効率が良いと思います。
グラインダーに取り付けている「ワイヤーカップ」というブラシは
(やってみればわかりますが)暴れます。
特に,狭いところで何かに当たるとバンッと結構な反動が来ます。
なので,少し回転数を落とした方が作業しやすいです。
元から回転数調整機能が内蔵されているグラインダーが存在し,
それも当店にありますが,ちょっと大きくて重く振り回しにくいので
7年前に群馬県の今井塗装さんのところに行ったときに教わった
「スライダック」を使って調整してます。
---------------------------------------------------
繰り返しになりますが,表面を軽く削って傷を入れる作業を
「目荒し」「足付け」「サンディング」などとよびます。
このビデオの工事のしばらく後,防水資材メーカーから
「目荒し」の必要が無いと称する下塗り塗料が出たことを知りました。
しかし,私の経験的な感覚としては,
「目荒し」というのは たいへん効果の有る重要な工程なので,
これを省くというのはかなり抵抗があります。
知り合いのFRP専門業者に本当に大丈夫なのか尋ねてみたところ,
メーカーによって「目荒し」の要不要の見解が異なっているため
いまいち信用しきれないが,予算が無いときにはそれを使うこともある
とのことでした。
電動工具を使うと削るときに出る粉塵がすごいので,
試しにその下塗り塗料を使ってみたい気もしますが
私的には状況が許す限りは出来れば削ってから塗りたいと思います。
なお,築10年程度でも,色褪せだけではなくて,
クラックがある,膨れている,
上塗り層が剥がれている
↓

という場合は,新築時の施工がまともでない度合いが非常に高いので
私は手を引いて,氏に外注(分離発注)してます。
(この場合,ガラスマットを入れてやり直します。)
ちなみに,今回のビデオも公開する前に氏に見てもらいましたが
これだけ「目荒し」すれば十分でしょう,とコメントをもらいました。
2013年01月13日
継ぎ柄用ワンタッチジョイント(ローラー塗装用品)
普段は曽根塗装店の代表者兼職人兼雑用係の私ですが
昨年2012年は他社の4つの現場で一職人として作業しました。
合計日数としてはあまり多くはないですが,
わずか数日であっても 思いがけない新しい発見があったり,
自己確認・再確認が出来たりするので結構好きです。
(たまには)
で,年末に呼ばれた現場にて撮影した動画がこれです。
↓
考案者:東京都足立区の(有)共栄塗装工業の鈴木社長からは
この日から遡ること半年くらい前に電話をもらい,
の話を聞いて,図面も見せてもらっていましたが,
実物(試作品)はこの日に初めて手にしました。
曽根塗装店の場合は住宅の塗り替え現場がほぼ100%ですから
継ぎ柄(長柄)を使うとしたら,ベランダの下の上裏とか
ガレージの天井くらいで,滅多に出番がありません。
しかし,動画中でも書いている通り,現場の状況によっては
高い部分と低い部分を同時に塗り進めたいことがあり
継ぎ柄を素早く外したり付けたりしたいときには
ワンタッチで簡単に着脱ができるのはかなり重宝するはずです。
私の個人的な感想としては,滅多に使う機会が無いとしても,
何かの時のために1個は持っておきたいと思わせる一品です。
---------------------------------------------------
さて,このブログは同業者の方も見ていると思いますから
こんなアンケートを置いてみることにしました。
投票よろしくお願いいたします。
↓
---------------------------------------------------
製品化するには樹脂を成型するための金型が必要で
これにかなりの費用が掛かるはずなので,
赤字を出さずに世に広めるためには ただ作るだけではなく,
宣伝や流通のルートも重要になってくるでしょう。
そこで,まずは
現場仕事のついでに動画を撮ってほしい,
と依頼された次第です。
企業として製品化に関心のある方は是非下記へご連絡を。
kyoeipaint●gmail.com
(スパム対策のため ● を @ に変えてください)
昨年2012年は他社の4つの現場で一職人として作業しました。
合計日数としてはあまり多くはないですが,
わずか数日であっても 思いがけない新しい発見があったり,
自己確認・再確認が出来たりするので結構好きです。
(たまには)
で,年末に呼ばれた現場にて撮影した動画がこれです。
↓
考案者:東京都足立区の(有)共栄塗装工業の鈴木社長からは
この日から遡ること半年くらい前に電話をもらい,
「ローラーハンドルと継ぎ柄を
簡単に付けたり外したりできるようにする部品」
簡単に付けたり外したりできるようにする部品」
の話を聞いて,図面も見せてもらっていましたが,
実物(試作品)はこの日に初めて手にしました。
曽根塗装店の場合は住宅の塗り替え現場がほぼ100%ですから
継ぎ柄(長柄)を使うとしたら,ベランダの下の上裏とか
ガレージの天井くらいで,滅多に出番がありません。
しかし,動画中でも書いている通り,現場の状況によっては
高い部分と低い部分を同時に塗り進めたいことがあり
継ぎ柄を素早く外したり付けたりしたいときには
ワンタッチで簡単に着脱ができるのはかなり重宝するはずです。
私の個人的な感想としては,滅多に使う機会が無いとしても,
何かの時のために1個は持っておきたいと思わせる一品です。
---------------------------------------------------
さて,このブログは同業者の方も見ていると思いますから
こんなアンケートを置いてみることにしました。
投票よろしくお願いいたします。
↓
---------------------------------------------------
製品化するには樹脂を成型するための金型が必要で
これにかなりの費用が掛かるはずなので,
赤字を出さずに世に広めるためには ただ作るだけではなく,
宣伝や流通のルートも重要になってくるでしょう。
そこで,まずは
現場仕事のついでに動画を撮ってほしい,
と依頼された次第です。
企業として製品化に関心のある方は是非下記へご連絡を。
kyoeipaint●gmail.com
(スパム対策のため ● を @ に変えてください)