塗装作業

2010年01月21日

「濡れ縁」の塗装

「YouTube:曽根塗装店チャンネル」10本目,
「濡れ縁の塗装」をアップしました。



2008年の夏と暮れに施工させていただいたお宅,
2軒で撮影した動画と写真がネタ元です。

今年施工させていただく予定のお宅2軒のために
作成しました,実は。

1軒はGW明け頃に着工予定のお宅で,
濡れ縁だけはDIYで塗装したいという施主様。

もう1軒は秋頃(?)になると思われるお宅で,
濡れ縁ではありませんけれども,
見積書で前提としている木部の「ケレン」の様子を
リアルにお伝えしたかったのであります。

アップロードしてから,
ラストシーンはもっと作為的に,
テレホンショッピングみたいにしたほうが良かったかな,
と思いました。

  曽根塗装店で塗替えるよりも
  ダンゼン安い価格でのご提供ですっ!!


なんつって。
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<店主> at 06:44コメント(0) 

2009年12月06日

屋根塗装「水系パワーフロン」テスト施工

曽根塗装店HP10周年にあたり,
「塗替物語」のS様ほか,
拍手ボタンなどからコメントくださった方々
どうもありがとうございました。

さて,ネタの降臨に書く時間が追いつかず,
どんどん蓄積しながら日々過ぎていくのでありますが,
過日,「カラーベスト屋根の高圧洗浄」の動画紹介の時に
書いた通り,その後,水谷ペイントの水性フッソ(未発売)
「水系パワーフロン」テスト施工を行いました。

あれどうだった?と知り合い3名から聞かれたので
今回はこれをネタにします。

トタン部分をケレンして錆止塗料を塗ったり,
雪止金物もケレンして別の下塗塗料を塗ったり
といったことはこの際,省略して,
カラーベストの下塗は10月12日(月)。

10日(土)に下塗塗料(シーラー)塗付予定で,
土曜日にもかかわらず水谷ペイント北関東支店の支店長さんが
現場までいらしたのですが,朝になって天気が急変し,
にわか雨が降ってきて延期。

で,12日,下塗の塗付を午前中に終えて,
午後,はじめに塗ったところをもう一度塗ってみたのが
この写真です。
  ↓
カラーベスト屋根下塗1回目と2回目


すでに1回塗ってあるのにまだ濡れた色に変わるのは
吸い込みが止まってないわけですから,
全面2回塗りして,塗り終えた状態がこれです。
  ↓
カラーベスト屋根下塗2回目終了後


微妙に照りが出てるのがおわかりいただけると思います。

翌日,13日(火)に「タスペーサー03」装填。
  ↓
タスペーサー装填後


中塗は大阪から技術の方がいらっしゃる都合に合わせて
15日(木)に行いました。

担当技術者は20代の女性,とは聞いていましたが,
技術の人=銀縁眼鏡で神経質そう,というイメージ
とはぜんぜん合わない女の子ではありませんかっ。
(命名:キューティーTOMOKOさん
  ↓
キューティーTOMOKOさん


デカイ現場と違って足場には階段なんかありませんから
屋根まで足場上れるのかなあ?と思っていましたが,
ぐいぐいよじ登ってきて感心 (^_^)

15日は中塗までで終了し,翌日16日に上塗塗料を塗付。

一般的なカラーベスト屋根用塗料は

下塗塗料+上塗塗料+上塗塗料

の3回塗りで仕上げますが,
「水系パワーフロン」は,専用の中塗塗料が設定されていて,

下塗塗料+中塗塗料+上塗塗料

の3回塗りが標準です。

あえて中塗を別にしたのは密着性を強化するのが目的で
従来品の使い回しでなく新開発だそうです。
また,中塗塗料は上塗塗料より安価ですので,
トータルの材料コストを下げることにもなります。

但し,耐候性を担う上塗に塗り漏れがあってはマズイので,
中塗塗料は,上塗塗料とは異なる色を塗る指定になってます。
今回の場合,中塗塗料は「ダークグレー」,
仕上色(上塗塗料)は「黒」です。
  ↓
カラーベスト屋根上塗塗装中


曽根塗装店は上塗2回色違いに慣れてますから平気ですけど,
バタバタやるタイプの塗装職人は嫌がるでしょうね,たぶん。

「イヤー,HP用に色違いでやったんですけどタイヘンでしたよぉ」
という大所帯の塗装会社の管理者のボヤキを聞いたことがあります。
同色2回なら全く同じところで塗り落とす確率が非常に低いので,
普段 隅々まで本当に2回塗るという習性が無いんでしょう。

そのへん,メーカーの方にお話しして,
フツーのペンキ屋にとっては作業性が悪いのは致命的なので,
売りたいなら,色違いは“指定”でなく“希望”にしといたほうが
無難ではないですか?とコメントしましたが,
「中塗省かれると困るし,そこまでして売りたくない」
との,硬派なご回答でした。(拍手)

当店では,カラーベスト屋根の塗替えの場合,
水性塗料を使用することはほとんどありません。

理由は2つ。

ひとつは,トタン部分を弱溶剤系塗料で塗り分けるのが手間
だからで,今回も,トタン部分だけは同じ水谷ペイントの別塗料,
弱溶剤2液形シリコン樹脂塗料「パワーシリコンマイルド2」を
使用しました。

錆止入れりゃ同じでいいだろ,とトタンに水性塗っちゃう業者も
ザラにいることは知ってますが,基本的に外道だろ
と私は思います。

それからもう1点は,仕上げ塗りするときに
ちょっと踏ん張ったり,足をひねったりすると
上塗1回目(今回の場合なら中塗塗料)の塗膜が
ズルっと剥けてしまう経験をしているからです。

今回もそれを懸念していましたが,塗付翌日でも
「水系パワーフロン 中塗」は全く問題ありませんでした。

なお,たまに水性塗料より弱溶剤系塗料の方が長持ちする
(耐候性が良い)みたいなことをいう人がいますが,
私的な塗料比較試験の結果と施工物件の追跡調査の結果では,
必ずしもそうとは言えないです。

「弱溶剤1液シリコン」は「水性シリコン」どころか
「水性ウレタン」よりも劣ると認識せざるを得ませんし,
「弱溶剤2液シリコン」でも,ものによっては
「水性ウレタン」並のものがあります。
(まあ,おそろしく褪色が早くて一部では有名な
某社の「屋根用水性シリコン塗料」もありましたが。)

今回は,同色(黒)で,カラーベストが「水性フッソ」,
トタンが「弱溶剤2液シリコン」ですから,
何年経ってどうなるか,わかりやすい比較になるでしょう。
メーカー同じだし。

1缶15kg入りで発売されるとしたら,
「水系パワーフロン」の上塗塗料は7万円を超えるらしいので
ぜひ,2万円台の「パワーシリコンマイルド2」を凌駕する
結果を見せて欲しいと思います。

さて,水性フッ素樹脂塗料「水系パワーフロン」採用の
仕上がりはこれです。
  ↓
「水系パワーフロン」仕上がり状況


私の個人的な感想としては,ツヤは大人しめで,
率直に言って,特段仕上がりが良いということはないです。

しかし,前記の通り,仕上がりはものすごく良いのに,
3年くらいでびっくりするくらい変わり果ててしまう塗料も
経験済ですから,もっとも重要なのは経年後の状態です。

今後,曽根塗装店が廃業したり,
建物の所有者が変わったりしない限り,
3年,5年,7年,9年という感じで
梯子持参で経過検証にお伺いする予定でおり,
施主様にもご了承をいただいています。

メーカーさんにはその都度,フィードバックしますが,
とりあえず,今回の工事で作成した施主様向け工事記録のうち
屋根塗装部分のみを抜粋編集したCDを2枚作成。
(左手前は施主様にお送りする全編DVDです)
  ↓
塗装工事記録のCD2枚とDVD1枚


内容は写真と動画
  ↓
塗装工事記録CDの収録写真一覧


のほかに,
正確な塗付量とインプレもまとめてあります。

1枚は大阪の技術部のキューティーTOMOKOさんに郵送。
もう1枚は後日,お願いして水谷ペイント北関東支店へ
(群馬県の今井塗装の今井さんをお誘いして)
会社見学にお伺いした際,支店長に直接お渡ししました。

「他でもテスト施工するんですか?」とお伺いしたら,
名古屋の方で1軒,都内で1軒やる予定があるらしいので
「1週間でアッサリ屋根壁終わらせるようなペンキ屋にも
塗らせてみて感想訊いたほうがいいですよ」と言いました。
実名まで上げて推薦したんですけどねー)

その後,「名古屋の方」の業者が,知り合いの【長工期派】,
三重県の滝川塗装の滝川さんであることが判明,
電話したら,滝川さんも同様に進言したそうです(笑)

最後に今回のカラーベスト屋根塗装,
施工前から施工後まで,順番に並べておきます。

カラーベスト屋根施工前(北面)


カラーベスト高圧洗浄後


カラーベスト下塗2回塗装後


カラーベスト中塗塗装後


カラーベスト塗替え完了後


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<店主> at 20:58コメント(2) 

2009年10月31日

コメント紹介&レス

「拍手ボタン」の「ひとことコメント」から,
面白い投稿がありましたのでご紹介いたします。

--------------------------------------------------------

名前:
■■県の塗装屋従業員です

本文:
いつもHPを拝見しております。
私が勤めている塗装屋は従業員■名
地元で■■年!自社施工!地元に密着!
を売りにしています。
しかし50坪程度の住宅の屋根・外壁を
朝から足場を組立て
午後の2時すぎには洗い終えてます(^_^v)
それでも■■年間仕事を切らすことなく
■人の従業員をフル稼働させれるんだから
ある意味すごいですね。
建築関連(特に塗装屋)は親方次第だなぁ
と曽根さんの仕事を見る度つくずく思うのであります。
私は先日、カラーベストの洗浄を任されて、
トルネードノズルは?と親方に聞いたら
普通のガンでいいよって
あっさり言われちゃいました(^_^v)
曽根さんのHPに以前、
「地元に密着してるが塗膜は密着してない」
という言葉を見つけ
それがずぅぅっと頭から離れません、、、、
*うちの事かぁと、、、
最近思うに塗装屋さんは3パターンあるな、、、と、、、
一つは曽根さんのとこのような珍しい塗装屋さん。
2つめは金額に応じて仕事の質を調整する塗装屋さん。
3つめは代価はもらってるんだけど
単に「早く片つけて次の現場にいきたい」
というスピード狂のとこ。
どうやらうちの会社は3番目のようです。
私が今の親方に曽根さんとこはこういうやり方してるよっ
だからこうしたほうがいいんじゃない?と言った所で
「歴史が違う」で終るでしょうから
今の所は言うとおりするしかありません。
が、自分で独立した際に曽根さんのような仕事をするのが
密かな夢であります(^_^v)
その為に今HTMLやJAVA CSS等を必死に勉強してる最中です。
いきなりの長文ですんませんですけど
いつか横浜に行く事があれば遊びにいかせてくださいませ♪
ではではブログ更新楽しみにしておりますm(_ _)m

--------------------------------------------------------

『■■県の塗装屋従業員です』さん,
コメントありがとうございました。
ネタにさせていただきました。

今回,この下にレスしようと思ったんですが
・地元密着ということについて
・高圧洗浄について
・ペンキ屋の種類について
・仕事の質の調整について
・「夢」のような仕事について
・HPの開設について
と,言及可能なテーマがたくさん含まれすぎていて
とても書ききれません。

今日は一つだけ,高圧洗浄について書きます。

1日で足場組みから屋根外壁の洗浄まで終わらせる
というのは,別に珍しいことではないみたいです。

“私の感覚では”「有り得ないスピード」ですけど,
だからといって私が絶対に正しいとも思ってません。

で,今回,洗浄後の状態を見にきた水谷ペイントの方に
「いつもこんなに白くなるんですか?」と訊かれたので,
「私の洗浄はメーカー的に見てやりすぎですか?」
と,逆に質問してみました。
必要なレベルを超えているのかどうか。

返答は,「理想的です。でも普通はここまでやらないし,
できない,と言うでしょうね。」とのこと。

足場をかけてお隣の屋根を見ると,剥がれてるじゃん
ということが,ちょくちょくあります。

また,初めて見積にお伺いしたお宅で,
「屋根って塗っても剥がれるでしょう?」
と言われることもちょくちょくあります。

そうならないためになるべく念入りに洗っておきたいと
“私は”思います。

速い洗浄には速いなりの理由がある。
でも,「速い人」がそれでいいと思ってるなら,
それでもイイんじゃないでしょうかね。
曽根塗装店の現場じゃないし(笑)

「なんだこりゃ」と思う内容であっても,
地元の皆々様に喜ばれ,社長サンも従業員も温々なら
いわゆる「WINWIN」なわけで。

私的には,このくらい洗浄しておかないと剥がれる,
というレベルを調べてみたい。
洗浄の度合をわざと段階的に変えてみた上で塗装して
その後を観察できればなあ,と思います。
しかし,うちの屋根はカラーベストじゃなく,
施主さんのお家の屋根で実験するわけにもいきません。

そういえば何年か前,
「高圧洗浄無しでカラーベストを塗装出来る」という
画期的なシーラー(下塗塗料)の試作品を
テスト施工した人の話を聞いたことがあります。
(現場はメーカーの社員の自宅だったとか)

「コケごと固めるからOK」というフレコミだったものの,
シーラーが乾いた後にその上を歩いたら
ズリズリ剥がれちゃったそうです。
そりゃそうだわな。

う〜ん,眠くてまとまりがつかん (-o-)y-~~~

とりあえず,最低月2回更新は死守しますた。
他のテーマは そのうち,追々。
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<店主> at 04:21コメント(0) 

2009年10月13日

カラーベスト屋根の高圧洗浄

現在施工中の東京都世田谷区のお宅で撮影した
新作ビデオです。



この屋根には「水谷ペイント」の未発売新製品,
「水系パワーフロン」(水性フッソ樹脂塗料)を
試験施工します。

「水系パワーフロン/水谷ペイント」


塗装は劣化してくるとツヤが無くなってきます。
これは塗装の表面が紫外線で破壊・分解されて
(顕微鏡的に見ると)凸凹になり,
光を反射しなくなるからです。

南面90度の外壁にかかる負荷を「1」とすると
南面35度は「2.5」の負荷がかかるそうで,
実際,私の経験上,「2液形シリコン」でも
屋根の日当たりの良い面では
5年程度で結構光沢が低下してしまいます。

(なので,屋根にはウレタンや1液シリコンは
塗るべきではない,と今は思います)

さらに塗膜の破壊・分解が進むと
全くツヤが無くなり粉っぽくなって,
雨が当たるとその粉が流され,
徐々に消失して薄くなっていきます。

「2液形シリコン」の場合,
10年で用を為さなくなるほど
消失してしまうことはないと思いますが,
私としては,いくら条件が厳しいとはいえ
せめて5年くらいは光沢を維持して欲しい。

そのためには,屋根に関しては
「シリコン」よりも紫外線に強いはずの
「フッソ」を使いたいと常々考えています。

ところが,
「安物シリコン」と「2液形シリコン」との差額が
1缶で1万円程度であるのに対して,
「2液形シリコン」と「フッソ」とでは
3万円ほども開きがあります。

となると,2缶必要なら6万円,
3缶必要なら9万円の増額であり,
多少良いものだとしても,
その結果を実体験として知っていないと
おすすめしにくいです。

シンナーで希釈する「弱溶剤」のフッソは
一度だけ,やはりサンプル施工で
大日本塗料の「エコクールマイルドF」を
使用しました。

しかし,「水性」のフッソは使用した経験がないので
機会があれば使用してみたいと思っていたところに
運良くこのお話が来ました。

上塗の段階では,大阪から東京の現場まで
水谷ペイントの技術の方がいらっしゃるそうなので,
いろいろ突っ込みたいと思っています (^^)
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<店主> at 03:28コメント(2) 

2009年09月23日

鉄扉の塗装

今月上旬に完工した川崎市の花壇のお宅には
ガレージの左右に玄関と庭に至る2枚の鉄扉
=鉄製のドアがあります。
こちらは玄関側です。

玄関側の鉄扉


下の方と,ぶつけたところが少々錆びているほか,
前回の塗装がところどころ剥がれてきている状態です。

施工前の状態


剥がれたところを観察して我思うに,おそらく,
前業者はローラーで1回塗りしただけです。
全体的に元の色が透けてましたし。

早く安く済ませる(あるいは儲ける)ためには
それが一番の上策でしょう。

ちゃちゃっと軽く,2分くらい,
サンドペーパーでなくマジックロンでこすって,
「1液ファインウレタン」とかの,
SOPよりはツヤがよい安いネタを1発,
ローラーでコロコロしただけでも結構キレイにはなります。
屋内のどうでもいいドアならそれでもいいかもしれません。

でも,このドアは雨が降ると濡れるところにあるので
サンドペーパーでガシガシこすってから錆止を塗りたい。
上塗はやはり2液形の塗料を2回塗って艶々にしたい。
私はそういう見積書を作りました。

ところが,試しに,ぶつけて剥がれたところに,
ちょっと,「超硬スクレーパー」を当ててみると
頼りなくパリパリと剥がれてしまうのでした。

う〜ん。

「塗料」は塗ってから硬化・乾燥して「塗膜」になります。
言い換えると,「液体」から「固体」になる。
その過程で体積の減少に伴い収縮して,下地を引っ張る力が働く。

よって,理想を言えば,
素地と既存塗膜がしっかり密着しているとは言い難い場合,
一旦全部剥がして素地(鉄面)を露出させ,
リセットしてからきっちり再塗装したい。

私は3年ごとくらいに自分の塗った現場を見に行くので,
そのときにヘンな剥がれかたをしていたら気分が悪いし。

でもなあ,と,迷っていました。
(サンドペーパーと総剥離では全然手間が違いますから)

で,一服の時,相方に,ちっとコレでやってみ
と,超硬スクレーパーを渡すと,
「コレ全剥がしでつね」と,あっさり言うのでした。
(註:相方の口調は「長州小力」に似てます)

やっぱそうだよな,と妙に納得して,
暴走してしまうことに決めました。

ドア枠からケレン開始。

ドア鉄枠のケレン


ドア本体もガリガリいきます。

鉄扉の2種ケレン/玄関側


※ここをクリックすると鉄扉の2種ケレンの動画が見られます。
http://sone-tosouten.org/movies/d04v.wmv


こちらは庭に通じるドア,床面の間隔が狭く,指も入りません。

鉄扉の2種ケレン/庭側


しょうがないので,取り外しました。(すごく重い!)

取り外した庭側の鉄扉


ドアの底面を見ると,工場出荷状態のまま新築時から今まで23年間,
一度も塗られてなくて,錆びて穴が開いてました。

底面に開いた穴


このドアの底面だけ先に仕上げてしまうことにして,
2液形の錆止塗料を段取りして塗付。

「エポオールマイルド/大日本塗料」


翌日午前中,上塗1回目を塗付。
(午後にもう1回塗って仕上げ)

鉄扉底面の塗装


溶接のところにはパテ処理の痕跡がありましたけど
超硬スクレーパーで全部剥がしたあと,
さらにサンドペーパーでガシガシやった結果,
跡形もなく消失。
このまま仕上げたら「睨む」(目立つ)よなあ,
つうことで,パテかうことにしました。

鉄扉のパテ処理


通常は研ぎやすい「ポリパテ」を使うと思いますが,
「エポキシ」でもサンダー掛けちゃえばいいだろう,と軽く考えて
「クイックメンダー」を使用。

クイックメンダー・オン・ザ・クリーンペーパーボード


ドアの上面は鉄板を貼り合わせている部分に隙間があって,
内側で錆びてたので,がっつり「クイックメンダー」で埋めました。

鉄扉上面の隙間埋め


「クイックメンダー」は硬いくせに微妙に粘りがあって,
サンドペーパーでは研げませんから,翌々日,
ランダムアクションサンダーですりすり。

ランダムアクションサンダーでクイックメンダーを研磨


この状態を

クイックメンダー研磨前


このくらいに。

クイックメンダー研磨後


こんなに削っちゃうならもっと少なく付ければいいじゃん
と,思われるかもしれませんが,
「クイックメンダー」はポリパテとか内装用のパテと違って,
すごくねちょねちょしてるのでムリなんです。

底の部分だけ先に仕上げた,取り外した方のドアは復旧。

庭側の鉄扉復旧



もう片方の玄関側のドアも同様に素地調整してあります。

玄関側鉄扉素地調整終了


錆止塗料は弱溶剤(つっても専用シンナー)の2液エポキシ。
この日の段取りの様子を撮ったビデオが「2液形塗料の配合」です。

弱溶剤2液形変性エポキシ系錆止塗料


指定通り30分間「熟成」させてから,ハケ塗りします。

約8000円分の刷毛


平刷毛は「貴族」,目地刷毛は「水星」,
隅切は「祭」(「白銀」同等品?),以上はマルテー。
筋違だけは青井さんに教えてもらったマルヨシ「宇宙」。
(この4本で8000円くらいします)

玄関側のドア,錆止塗り終了の状況です。

鉄扉錆止塗り終了


こっちのドアは床面との間隔が5センチほどあって,
取り外さなかったので底の部分は鏡で確認しながら塗付。
(やはり過去一度も塗られていませんでした)

鉄扉の底は鏡で確認


しか〜し,「クイックメンダー」が硬すぎたのか,
サンダーのパッドがミディアムだったのがマズかったのか,
あるいはネタを乗せすぎたのか,
微妙に残っていた凹凸から流れてます orz

orz


翌日,ペーパーを320番にしてサンディング。

320番で研磨


この錆止塗料はセルフレベリング性が低いです。
垂れにくく作ってあって結構厚く塗れる代わりに,
ボテボテで刷毛目が出やすいわけです。(希釈5%だし)
サンダーで刷毛目全部削っちゃいたいところですが
歪んでいる素地が露出してしまうのでこのくらいで止め。

研磨後の状態


上塗は弱溶剤2液形シリコン樹脂塗料,希釈は4%,塗料名はヒミツです。

鉄扉上塗1回目


ドアの底もしつこく塗り塗り。

鉄扉の底,塗装中


翌日,もう1回塗って,やや乾いてきたところの写真です。

鉄扉塗装仕上がりの状態アップ


事務所とかマンションの鉄扉の場合,「刷毛目が汚い」という理由で
元請様から短毛ローラーで塗ることを指定されるのが普通だそうですが,
いくら短毛ローラーでも,こういう肌には仕上がりませんし,
だいたい,膜厚が付かない。

刷毛目は確かに出ますけど,私はこっちの方が断然好きなので,
曽根塗装店の場合,タイル調サイディングの2色塗り分け以外で
短毛ローラーを使うことは ほぼ絶無です。

鉄扉塗装仕上がりの状態


※ここをクリックすると ややフェティッシュな動画が見られます。
http://sone-tosouten.org/movies/d28v.wmv


これが施工前。

施工前の鉄扉


これが施工後。

塗り替え後の鉄扉


復旧の際にドアチェックを調整,固定位置を外側にずらしました。
なるべくぶつからないように。
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<店主> at 07:07コメント(4) 
店主
曽根匡史 1961年 A型

HPはこちらです

外壁塗装【曽根塗装店】神奈川県横浜市

塗装工事のビデオ

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