シーリング
2010年02月14日
ロシアのシール職人
まずは予備知識から。
「YouTube」でID取得すると
自分の「チャンネル」を開設することになって
動画をアップロードする以外,
いろいろな機能が提供されています。
自分の「チャンネル」に他の人の「チャンネル」を登録すると
「登録チャンネル」として
自分のチャンネル画面にそのことが表示できます。
簡単に言えば,「リンク」です。
IDをもつ他の人が私の「チャンネル」を登録した場合,
『○○さんが YouTube であなたのチャンネルに登録しました。』
というメールが届くシステムになっています。
で,昨日,4人目の登録者があったことを知らせるメールが
「YouTube」のシステムから届いたのですが,
それがなんと「ロシア」の人なのですよ。
屋上からロープで下がりながら団地?のシーリングをする
職人?会社?メーカー?の人のようです。
現在その人(promalpservis さん)が公開している動画は
14本全部見ましたが,基本的にはみな同じ内容で
こんな感じです
↓
ドストエフスキー
(Фёдор Михайлович Достоевский)
と
タルコフスキー
(Андрей Арсеньевич Тарковский)
は好きですけど,
ロシア語なんかぜんぜんわかりませんから
見た感じ,の話ですが,
バックアップ材の裏側に注入しているのは
空気中で膨張してスポンジ状になる「発泡ウレタン」ぽい。
また,中空円形のバックアップ材の上にヘラで盛ってるのは
2成分形の「シーリング材」(コーキング)のようです。
日本では,硬化剤とトナー(着色剤)の2つを
主剤の缶に入れて,
↓
専用の攪拌機にセットしてスイッチを入れると
“缶が回ります”
上級機種はタイマーが付いてて時間指定や反転も可。
↓
しかし,ロシアでは螺旋状の棒が付いたミキサーを使うらしい。
(ミキサー本体は日本製の「Makita」のようです)
これだと気泡が混じってしまう(←NG)のでは?
と思いながら見てると,ネタは丸缶ごと吊り下げて
そこからヘラですくって盛り付けるのがロシア流らしい。
日本だと,2成分形の「シーリング材」(Caulking)は
専用のポンプに詰めてこのように乗せてからヘラで均します。
↓
驚いたのはマスキングテープを貼らずにやってることで,
そのへんは予算のモンダイなのか,気にしないのか,謎です。
それに,シーリングが剥がれないようにするためには
必須だと思う「プライマー」は塗ってない(?)っぽい。
さらにいうと,バックアップ材の上のシーリングが
目地巾に対して厚みが足りない気がします,我思うに。
シーリングは表面からじわじわ劣化して
やがてぼそぼそになっていきますから,薄いともたない。
バックアップ材はもちろん,
「発泡ウレタン」(?)にも防水性は期待できないと思うので
動画のシーリングの厚さだと,たぶん5年くらいで
シーリングが薄かったところからあっちこっち裂けてしまい
やり直しになる気がします。
そうなったらまたやればいい,ってことなのでしょうか?
いや,もしかしたら,かつて米国と張り合った
知られざる東側ハイテクな超々耐久素材なのかも。
というように,謎は尽きないのですが,
言葉がわからんことにはどうしようもないでつね。
また,今回「YouTube」のシステムから届いたのは
『promalpservis さんが YouTube で
あなたのチャンネルに登録しました。』
というメールだけでなく,ほぼ同時にもう1通,
『promalpservis さんがあなたを友だちとして招待しています。』
というメールも来てます。
『友だちとして招待』というのがどういうことなのか
よくわからないのですが,要するに
特別な存在としてリンクすることのようです。
招待された私は「YouTube」にログインして
『承認』か『無視』のどちらかを選ぶようになっています。
いきなり『友だちとして』とかいわれても
距離感というかハードルの高さみたいなものが
どんなもんかわかりません。
う〜ん,どうしようかなー,と思って,
promalpservis さんの43人の『友だち』が
どういう系統の人たちなのか,ざっと見てみました。
ロシアのほか,スペイン,ブラジル,ルーマニア,
カナダ,アメリカ,チリなど,グローバルなんですけど
promalpservis さんの主たる関心は,
「industrial rope access」,
「ロープと金具でぶら下がる道具」のようです。
それ,日本では通称「ブランコ」というのですが,
私はできないし,やりたいとも思わないし,
当然,そういう動画も公開してません。
なのに何で『友だちとして招待』されたのか,
私のどの動画がロシア人の琴線に触れたのか,
ロシア語がわかればメールして聞いてみたい気がしますが,
残念ながら私は英語すらほとんどわからないので,ムリ。
さて,このことがあって,気付かされたことがいくつかあります。
動画はうまく作れば,「見て」わかるから,説明が要らない。
また,説明が要らないように作るのが理想的だな,と思った点。
それから,現場に乗り付けるところから始まる臨場感がナイス。
世界中に,ある意味 仲間がいるんだな,と思った点。
んで,結論として
曽根塗装店が世界に広まるチャンスかもしれないので(爆)
「承認」,こちらからも,『友だちとして招待』しました。
「YouTube」でID取得すると
自分の「チャンネル」を開設することになって
動画をアップロードする以外,
いろいろな機能が提供されています。
自分の「チャンネル」に他の人の「チャンネル」を登録すると
「登録チャンネル」として
自分のチャンネル画面にそのことが表示できます。
簡単に言えば,「リンク」です。
IDをもつ他の人が私の「チャンネル」を登録した場合,
『○○さんが YouTube であなたのチャンネルに登録しました。』
というメールが届くシステムになっています。
で,昨日,4人目の登録者があったことを知らせるメールが
「YouTube」のシステムから届いたのですが,
それがなんと「ロシア」の人なのですよ。
屋上からロープで下がりながら団地?のシーリングをする
職人?会社?メーカー?の人のようです。
現在その人(promalpservis さん)が公開している動画は
14本全部見ましたが,基本的にはみな同じ内容で
こんな感じです
↓
ドストエフスキー
(Фёдор Михайлович Достоевский)
と
タルコフスキー
(Андрей Арсеньевич Тарковский)
は好きですけど,
ロシア語なんかぜんぜんわかりませんから
見た感じ,の話ですが,
バックアップ材の裏側に注入しているのは
空気中で膨張してスポンジ状になる「発泡ウレタン」ぽい。
また,中空円形のバックアップ材の上にヘラで盛ってるのは
2成分形の「シーリング材」(コーキング)のようです。
日本では,硬化剤とトナー(着色剤)の2つを
主剤の缶に入れて,
↓
専用の攪拌機にセットしてスイッチを入れると
“缶が回ります”
上級機種はタイマーが付いてて時間指定や反転も可。
↓
しかし,ロシアでは螺旋状の棒が付いたミキサーを使うらしい。
(ミキサー本体は日本製の「Makita」のようです)
これだと気泡が混じってしまう(←NG)のでは?
と思いながら見てると,ネタは丸缶ごと吊り下げて
そこからヘラですくって盛り付けるのがロシア流らしい。
日本だと,2成分形の「シーリング材」(Caulking)は
専用のポンプに詰めてこのように乗せてからヘラで均します。
↓
驚いたのはマスキングテープを貼らずにやってることで,
そのへんは予算のモンダイなのか,気にしないのか,謎です。
それに,シーリングが剥がれないようにするためには
必須だと思う「プライマー」は塗ってない(?)っぽい。
さらにいうと,バックアップ材の上のシーリングが
目地巾に対して厚みが足りない気がします,我思うに。
シーリングは表面からじわじわ劣化して
やがてぼそぼそになっていきますから,薄いともたない。
バックアップ材はもちろん,
「発泡ウレタン」(?)にも防水性は期待できないと思うので
動画のシーリングの厚さだと,たぶん5年くらいで
シーリングが薄かったところからあっちこっち裂けてしまい
やり直しになる気がします。
そうなったらまたやればいい,ってことなのでしょうか?
いや,もしかしたら,かつて米国と張り合った
知られざる東側ハイテクな超々耐久素材なのかも。
というように,謎は尽きないのですが,
言葉がわからんことにはどうしようもないでつね。
また,今回「YouTube」のシステムから届いたのは
『promalpservis さんが YouTube で
あなたのチャンネルに登録しました。』
というメールだけでなく,ほぼ同時にもう1通,
『promalpservis さんがあなたを友だちとして招待しています。』
というメールも来てます。
『友だちとして招待』というのがどういうことなのか
よくわからないのですが,要するに
特別な存在としてリンクすることのようです。
招待された私は「YouTube」にログインして
『承認』か『無視』のどちらかを選ぶようになっています。
いきなり『友だちとして』とかいわれても
距離感というかハードルの高さみたいなものが
どんなもんかわかりません。
う〜ん,どうしようかなー,と思って,
promalpservis さんの43人の『友だち』が
どういう系統の人たちなのか,ざっと見てみました。
ロシアのほか,スペイン,ブラジル,ルーマニア,
カナダ,アメリカ,チリなど,グローバルなんですけど
promalpservis さんの主たる関心は,
「industrial rope access」,
「ロープと金具でぶら下がる道具」のようです。
それ,日本では通称「ブランコ」というのですが,
私はできないし,やりたいとも思わないし,
当然,そういう動画も公開してません。
なのに何で『友だちとして招待』されたのか,
私のどの動画がロシア人の琴線に触れたのか,
ロシア語がわかればメールして聞いてみたい気がしますが,
残念ながら私は英語すらほとんどわからないので,ムリ。
さて,このことがあって,気付かされたことがいくつかあります。
動画はうまく作れば,「見て」わかるから,説明が要らない。
また,説明が要らないように作るのが理想的だな,と思った点。
それから,現場に乗り付けるところから始まる臨場感がナイス。
世界中に,ある意味 仲間がいるんだな,と思った点。
んで,結論として
曽根塗装店が世界に広まるチャンスかもしれないので(爆)
「承認」,こちらからも,『友だちとして招待』しました。