親方
2009年05月06日
【28】「タスペーサー」装填,その他
25日(土)は雨天休業。
何時頃から降りはじめたのか,もはや記憶にありませんが
24時過ぎまで降り続き,26日(日)の朝はびしょびしょでした。
ただ,予報通りに,朝から陽が降り注ぐ好天。
なので午後から参上するパターンとしましたけれども
私は午後にどうしても外せない用事があったため,
相方と青井さんの二人で行ってきてもらいました。
よって,この日の写真は私が撮ったものではありません。
1枚目の写真がこれで,青井さんが撮ったそうです。
↓
カメラからPCに移して開き,フレームに太陽が入ってて
オレには思い付かない構図だなあ,と感心しました。
太陽と一緒に撮影者の気分も入ってますよね。
シャッターボックス(2ヶ)の下塗。
↓
天井回り縁の塗装。
↓
ロッキーさんと一緒に
縁切り部材「タスペーサー」の装填。
↓
このほか,写真はありませんでしたが
横樋の目荒らしをしたそうです。
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私は用事が済んで4時半頃に店に帰ってきていました。
6時半を過ぎても二人が戻ってこないので,どうしたんだろ?と思ってたら
予想外に仕事が捗らないのでムキになってたみたいです(笑)
ちなみに,今回の工事では,途中で抜けて他の現場に行ったり
二手に分かれたり,私だけが抜けて戻ってきたりしてますが,
こういうことは例外的で,普段はまずないことです。
基本的には2名一組で1軒ずつ順番に施工し,
私が現場から抜けることはほとんどありません。
ついでに書くと,今から数年前の一時期,職人が4名居たことがあり,
車をもう1台増やして2チーム体制にすることを考えました。
しかし,すごく期待していた若手が辞めてしまったりして,頓挫。
その後も後継者にするつもりで新人を入れたり,いろいろありましたが,
今のところは私と相方だけのまま,ぼちぼちやっていこうと思っています。
実業家タイプの人は受注量と人員を増やして売り上げを向上させ,
事業規模の拡大を目指すようですが,
私はどうも,というか,明らかに,そういうタイプではないです。
職人が3人以上になると,親方はその3人をフル稼働させるため,
営業とか見積とか打合わせとかの「段取り」がメインの仕事になって
現場での仕事は出来なくなるのが普通でしょう。
しかるに,(いわゆる「器」のモンダイでもありますけど)
私の感覚だと,結局は人とお金を動かすだけのそういうポジションは
ひたすらストレスが溜まるのみで,恐ろしくつまらない。
だから「拡大」したいとは,まったく考えてなくて,
たぶん,引退するまで 現場で削ったり塗ったりしてると思います。